新幹線の上に鎮座する「赤羽八幡神社」がすごい / 線路に挟まれた小高い場所にある激レア神社

赤羽駅西口から川口方面に線路沿いを10分ほど歩いて行くと、高架下に「八幡神社入口」なる看板が見えてくる。赤羽駅近くで宿泊したので、散歩がてら赤羽八幡神社にやってきた。

新幹線の高架をくぐり長い石段をのぼって境内へ。赤羽駅から徒歩圏内という立地ながら、境内は木々に囲まれていて静か。散歩にちょうどいい場所だ。

調べたところ、平安時代に活躍した武将・坂上田村麻呂の創建で約1200年もの歴史を誇る神社らしい(同様の伝承を持つ神社は多く存在する)。よろしくないニュースも散見されたが「絶景トレインビュースポット」としても人気なのだとか。

・赤羽八幡神社

標高約20メートルの小山の上にある赤羽八幡神社は、新幹線のトンネルの上に鎮座しているかなり珍しい神社だ。

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・掘るしかねぇ

なんでも東北・上越新幹線の工事が始まった際に、ルートの設計上どうしても神社を避けることが不可能ってことで、境内の下にトンネルを掘ったらしい。結果的に線路と線路に挟まれる土地になったそうだ。

社務所のちょうど下に線路を見渡せる場所があって、参拝後にそこで休憩していると電車や新幹線がひっきりなしに行き来しているのが確認できる。

境内のほぼ真横をガンガン通過していくから見ていて飽きない。

新幹線、埼京線、京浜東北線、宇都宮線、高崎線といった多くの電車がご利益を受けながら通過して行く。撮影スポットとして人気が高いのも納得の立地だ。