映画『くすぶりの狂騒曲』先行上映会で「タモンズワングランプリ」開催!? 判定結果に、本人タジタジ&ツッコミの嵐!

2024年4月に「島ぜんぶでお~きな祭 第16回沖縄国際映画祭」特別招待作品としてプレミア上映され、話題となった映画『くすぶりの狂騒曲』が12月13日(金)に公開されます。12月5日(木)には、新宿バルト9で「舞台挨拶付き先行上映会」が開催されました。

М-1グランプリを目指した男たちの軌跡


Ⓒ2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会

本作は、今年で結成10周年を迎えた大宮セブンの初期メンバーでありながら、仲間の活躍を横目に、飛躍のきっかけを掴めない状況に葛藤するタモンズを中心に、成功を夢見る芸人たちの軌跡をたどる“大人たちの青春群像劇”です。

中心となる芸人コンビ・タモンズを演じるのは舞台「駆けぬける風のように」で文化庁芸術祭 演劇部門「新人賞」を受賞し、近年の主な出演作としてアイヌと和人(シサム)を描いた歴史スペクタクル映画「シサム」、NHK連続テレビ小説『虎に翼』など数々の映画、ドラマで活躍する和田正人がツッコミの大波康平を演じ、一方、ボケの安部浩章は入江悠監督の出世作である映画『SR サイタマノラッパー』で主演を務め、その後も吉田恵輔、行定勲、犬童一心、藤井道人など数々の名監督の作品に出演する駒木根隆介が演じました。

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“映画版”タモンズと“本人”タモンズが登場!


Ⓒ2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会

12月5日(木)に開催された「舞台挨拶付き先行上映会」では、タモンズ役を演じた、和田正人&駒木根隆介に加え、モデルとなったタモンズ本人の大波康平&安部浩章、そして監督の立川晋輔が登壇しました。

映画上映前、ステージ上に“映画版”タモンズ(和田、駒木根)と“本人”タモンズ(大波、安部)という奇跡の組み合わせが実現すると、会場は大歓声。そんな中、和田が「今日はお忙しい中、お越しいただいてありがとうございます。そしておそらく今日はたくさんのお笑いファンの方がいらっしゃると思うんですが、M-1グランプリの準決勝を蹴って、こっちに来てくださいまして、ありがとうございます!」と呼びかけると、会場は大きな拍手とともに一体感に包まれました。


Ⓒ2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会

続く駒木根は「1年くらい前に撮影をして。この衣装も当時のままで久しぶりに着させてもらったんですけど、なぜか僕と和田さんの分だけベルトがなくて。なんと今、安部さんのリアルなベルトをお借りしているので。なので僕は今、ほぼ安部さんだと言っても過言ではないんです」と語ると、安部も「本当にベルトの穴の位置が一緒だったんです」と語るなど、ベルトのサイズも近いものがあったようです。