映画『くすぶりの狂騒曲』先行上映会で「タモンズワングランプリ」開催!? 判定結果に、本人タジタジ&ツッコミの嵐!

2組のタモンズの漫才で会場大爆笑!


Ⓒ2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会

まずは“映画版”タモンズの漫才から。まず「将来芸人で売れたらいろんなことしたいよね」という駒木根の導入に、和田が「売れたら何をしたいの?」と質問。そこから「ダブルのトイレットペーパーでお尻拭きたい」「肉まんのまんの部分を捨てて、中の肉の部分だけ食べたい」などなど、やりたいことを言い合っていくうちに、だんだん方向性がずれていき、そこでたたみかけるように笑いを積み重ねていってオチに……というのがこのネタの基本的な流れ。

途中までは台本に忠実に、そのリズミカルなテンポのやり取りで、芸人さながらに笑いをとっていったふたり。そして最後の方になると「THE SECONDにはもう出ないです」「単独もやめる!」「名前も“つき”に戻す!」(※売れるために一時期、タモンズから“つき”に改名していたことにちなみ)などなど、タモンズのことをアドリブでいじり続けて会場は大爆笑。会場を笑いの渦に包み込みました。


Ⓒ2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会

そんな“映画版”タモンズから挑戦状をたたきつけられた“本人”タモンズは、冒頭で本来なら「売れたいねぇ」というところを、「売れたねぇ」と言い換えたのを筆頭に、ここでは書けないような、タモンズならではのギリギリを攻めた危ないアドリブを次々と披露。会場をドカンドカンと沸かせ続けました。

そんなネタを披露した和田は「つかれましたね……」と語ると、「けっこう練習をしたんですけど、練習していた時は笑い声がなかったんでスムーズにできたんですけど、今日はいっぱい笑い声があったんで緊張しました」と述懐。すると大波が「あれは汚い。もらった台本と違う」とツッコむと、「そちらが言う?」と驚きを隠せない様子の和田が「僕らのアドリブは2割くらい。ふたりは10割くらい違う!」と語ると、駒木根も「僕らが前振りになっています」と苦笑い。安部も「そりゃ同じ事やってもウケないんだから、汚い手を使いますよ」と返すなど、遠慮のない4人のやり取りに笑いに包まれました。

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“タモンズワングランプリ”、気になる結果は…?

そこで勝敗をお客さまの拍手で決めることに。最初の“映画版”タモンズには大きな拍手が。そして続く“本人”タモンズにはパラパラと、明らかに少ない量の拍手。それを踏まえた最終的なジャッジは立川監督に委ねられることになった。「さすが本職だなと思いましたが……“華のある”タモンズでお願いします」という審査結果に会場も大笑い。大波も「じゃ大宮のライブに出てください。絶対に!」と負け惜しみで語るひと幕もありました。

そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後のあいさつとしてまずは和田が「つたない漫才をお見せしてしまいましたが、これから本編を観ていただくためのいい前座になったかなと思います。この作品はタモンズさんの葛藤、苦悩を描いていますが、大宮セブンの芸人さんたちの仲間とのきずなが大事だなということも描いています。それは今ここに立っていない、大宮セブンを演じた役者のメンバーたちと僕たちも同じような関係性でした。彼らの存在があったからこそ、僕たちもこうやって舞台に立って完成した作品を皆さんに届けられています。ぜひ大宮セブンの俳優たちの顔と名前を覚えて帰ってもらえたらうれしいですし、映画が公開したあかつきには、ぜひ皆さんで盛り上げていただけたら」とメッセージ。

続いて「その通りだと思います」と語った駒木根も、「中高年による青春群像劇というのも今どきめずらしいと思うので、ぜひ応援していただければ」と呼びかけ、イベントは終了しました。


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