祝・結婚インタビュー! キンボシ有宗とTEAM BANANA藤本の理想の夫婦像は椿鬼奴夫妻「肩を組んで歩く後ろ姿がカッコいい」

キンボシ・有宗先生とTEAM BANANA・藤本友美が11月29日(金)に入籍しました! 出会ってから14年、付き合い始めてから約1年でのゴールイン。劇場などで精力的に活動する人気芸人同士、どんなところに惹かれ合ったのでしょうか。後編は、お互いに感じている相手の魅力や、逆に直してほしいところ、目指す夫婦像などについて聞きました。


出典: FANY マガジン

高熱でもうどんとカレーを食らうたくましさ

──有宗さんは、初めて会ったときから藤本さんが“世界でいちばんかわいい人”と思って、舞台上でも公然とアプローチをしてきたと聞きました。改めて、藤本さんの好きなところはどんなところでしょうか。

有宗 いやー、ちょっと数えきれないですよねー。

藤本 それを言えっつってんの。

有宗 見た目がタイプっていうのはまずあったんですけど、いちばんたくましいなと思ったのは、藤本さんが高熱を出したことがあったんですよ。ふつう、あたふたするじゃないですか。でも、うどんとカレーを食べていた。

藤本 (笑)

有宗 さすがだなと思って。これはたくましいなと。ふつうは無理じゃないですか。でも、その姿を見たときは、あぁ、高熱でも腹は減るんだな、この人は長生きするなって、けっこう魅力的なポイントでした。人間力、生命力が魅力ですよね。

藤本 私は、圧倒的に怒らないっていうところですね。感情の波があまりないんですよ。好き同士ですから、私に優しいのは当たり前だと思うんですけど、私以外の人にも怒ったところを見たことがないんですよ、一度も。


出典: FANY マガジン

有宗 真面目な話をしている空気感とか嫌いなんですよ。誰かが怒られているところも見られないし、ピリッとした空気が苦手なので、極力そういう空気をつくらないようにしてきたのがよいほうに働きましたね、藤本さんには。

──怒りを抑える力が強いんですか? それとも、そもそも腹が立ちにくい?

有宗 何ごとにおいても腹が立ちにくいですね。

藤本 これまでの人生で会ってきたなかで、いちばん怒りの感情がない人。私は真逆で、けっこう起伏が激しいタイプなので。

有宗 はい。

藤本 悪口とか言って、起伏の激しさを発揮しているときに、何の感情も動かない人が前にいると、自然と気持ちが落ち着いてくるんです。だから、生活がしやすいというか、ストレスがなくなりましたね。

有宗 いい効果ですね。

藤本 あまり自分で言うことではないよ。

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ただの“タバコ吸いの酒飲み飯食い女”じゃない

──逆に、相手に直してほしいところはありますか?

有宗 基本ないですけどね、もちろんね。

藤本 私から言うね(笑)。有宗はいままでルームシェアばかりで、一人暮らしをしたことがないらしいんですよ。だから、ちょっとした生活の適当さというか……。一緒に住んでいるんですけど、洗濯物を置かないでほしいところに置くとか、私が注意するまでずっと同じパジャマを着ているとか、ユニットバスを水浸しにするとか、そういう細かいところは……1000個くらいありますね。


出典: FANY マガジン

有宗 まぁまぁまぁ。でも、言われたら直しますしね。

藤本 たしかに、3回くらいは直してくれる。で、4回目で全部もとに戻っちゃう。

有宗 難しいですね、生活というのはやっぱり。

藤本 でも、そういう細かいところばかりで、大きいものはないかな。

有宗 藤本さんの直してほしいところは、何だろうな……。意外と料理もするし、掃除もちゃんとするんですよ。イメージでは、“タバコ吸いの酒飲み飯食い女”みたいに思われてますけど(笑)。

直してほしいところかわからないですけど、一度、2人で1円パチンコに行って、藤本さんが1万円くらい負けたんですよ。その帰り道でくやしくて泣いているのを見て(笑)。1パチ(1円パチンコ)で1万円負けて、泣くまでいくかなって思いましたけど。

藤本 (笑)

有宗 そこは良さでもありますけど。ちょっと人目が恥ずかしくはありました。