加熱しても分解されにくい
『ヒスタミン食中毒』は、食べ物に含まれるヒスタミンという物質によって引き起こされる食中毒。
鮮度が低下したことにより、ヒスタミンが多く蓄積された魚介類や、その加工品を食べた後に発症するケースが多い。
ヒスタミンは加熱しても分解されにくいため、一度蓄積されてしまうと取り除くことが困難。
(画像:イワシの蒲焼き)
過去には、都内の社員食堂で提供された「イワシの蒲焼き」で、127人がヒスタミン食中毒を発症した。
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冷蔵庫内・定期チェック
そのため、保健所は①魚介類、特に青魚(イワシ、サンマ、サバなど)は、できるだけ早く調理して食べる。
②冷蔵庫内が十分に冷えているか、定期的に確認。
③冷蔵庫内に詰め過ぎない(庫内の7割までが目安)。
④「多少古くても加熱すれば大丈夫」と過信しないように、呼びかけている