寒い冬、外出時にはしっかりとコートなどの上着を着込んでいる人がほとんどだろう。外からレストランなどの室内に入った時には、一般的に上着を脱ぐのが「マナー」とされている。しかし「状況によっては着たままでいる」という声も意外と多いようだ。
上着は脱ぐ派? 脱がない派?
(画像はイメージ)
●寒い時でも上着は脱がなきゃダメなの?
室内でも上着を着る派からは、「寒い時期だとお店の中でも体が冷えているときがあるから、普通に着たままにしてる」「店入っても寒い時は、ファミレスとかファーストフードだったら全然着たまま食べちゃう」と、体温調節のために上着を着ているといった意見が多い。
また一方で「上着を置いておく場所や掛ける場所がない店は、着たままでも仕方ないよね」「わざわざ上着を脱いでも置く場所に困る。面倒だから着たままの方が楽」という声も。上着と同様に帽子も室内では脱ぐのがマナーとされているが、「帽子も被ったままで食べるよ」「帽子脱いで置き場所考えるのがやっぱり面倒」との意見を持つ人もいるようだ。
色々な意見がある中、やはりしっかり上着は脱ぐべきと考える人ももちろん多い。「マナーだから」といった意見のほかにも、「上着って汚いものっていう認識だから、人の家とかお店とかでは脱ぐでしょ」「上着とか帽子に“外の汚れが蓄積されてる”イメージがあるから、食事してる時に着たまま、被ったままの人がいるのは嫌だよね」などの声も上がっている。
もちろん高級なレストランではエントランスで脱いでおくのが望ましいし、取引先に訪問する際も、なるべく建物に入る前にコートを脱ぐのがマナーとされている。これらのTPOを守った上で、カジュアルな場では周囲に配慮しながら「脱ぐ・脱がない」を選択するのがいいのかも知れない。(フリーライター・井原亘)
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている