森ノ宮マンゲキ4周年記念公演に12の人気ライブが集結! のべ89人の芸人が2時間ボケ倒し「俺は楽しみたいねん!」

森ノ宮よしもと漫才劇場の4周年を記念した公演『森ノ宮フレンドパークIV〜人気ライブ大集合SP〜』が12月7日(土)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催されました。この日は、よしもと漫才劇場所属メンバーたちが森ノ宮で繰り広げてきたバラエティ豊かなお笑いライブのうち、12の人気ライブが集結! 豪華賞品をかけて、のべ89人の人気芸人たちが入り乱れてボケ倒す“仁義なき戦い”の模様をダイジェストでお届けします。


出典: FANY マガジン

■祇園・木﨑が「絶対、東京に行かへんで!」

「ようこそ、森ノ宮フレンドパークへ!」と声をそろえて挨拶したのは、支配人の令和喜多みな実・河野良祐と副支配人のダブルヒガシ・東良介。人気バラエティ番組をモチーフに、タイトルの『IV』は4回目という意味ではなく、4周年にかけているんだとか。

さっそく3つのブロックにわかれて4チームずつのバトルがスタート! 各ブロックで1位になったチームは、豪華賞品が当たるダーツにチャレンジできます。

まずは「大阪は俺たちが守る! 大阪すっきゃねんブロック」から。参加するライブのメンバーたちが入場します。

●『東京行かない寄席』:祇園、黒帯、侍スライス、丸亀じゃんご
●『森ノ宮シックス』:デルマパンゲ、吉田たち、セルライトスパ、パーティーパーティー
●『大阪ウェルダン!』:ラビットラ、ダブルアート・真べぇ、十手・エナジー西手、マイスイートメモリーズ、鬼としみちゃむ・鬼沢さん
●『大阪城コントパーク』:隣人、イノシカチョウ、天才ピアニスト

祇園・木﨑が「絶対(東京に)行かへんで!」と宣言すると、「僕らに関しては“行けない”んです……」と東京からの移籍組である侍スライスはポツリ。『森ノ宮シックス』チームはデルマパンゲ・迫田のオリジナリティあふれるTシャツの着こなし、パーティーパーティー・ひらかわの新調したスニーカーなどファッション面でざわつかせます。


出典: FANY マガジン

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一方、『大阪ウェルダン!』のマイスイートメモリーズ・トランスフォーム福田は、なぜか祇園・櫻井に「絶対負けないですよ!」と宣戦布告し、ほら貝の音が鳴り響くなかシュールな世界が誕生!? 天才ピアニスト・ますみが「メンバーが毎回変わるので絆ゼロです」と言い放った『大阪城コントパーク』チームには、早くも暗雲が立ち込めました。


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最初のゲームは「ウォールタイマージャンプ」。ホイッスルの合図から5秒後にジャンプし、その様子を撮影して到達点を競うゲームで、飛ぶタイミングが勝敗の分かれ目となります。

『東京行かない寄席』はバスケ経験者の櫻井が臨みますが、タイミングがズレてしまい……。『森ノ宮シックス』の吉田たち・ゆうへいは、見事ジャンプを決めたと思いきや写っていたのは実は……というオチ付きで場内を騒然とさせます。

さらに、長髪をなびかせる独特のフォームで沸かせた『大阪ウェルダン!』の鬼沢、危険度120%のジャンプでハラハラさせる『大阪城コントパーク』のイノシカチョウ・ムギと、いずれ劣らぬ迷ジャンプが繰り広げられました。


出典: FANY マガジン

ハンドベルを使った音楽クイズ「ハンドベル・ザ・ヒル」では、『森ノ宮シックス』のセルライトスパ・肥後が謎のノリを発動して暴走。MCの河野が「森ノ宮を終わらせる気や……」と頭を抱えたほか、各チーム代表者の万歩計が30歩を超えないと回答権がもらえない「クイズ! ムーブ&ブレイン」も大盛り上がり。森ノ宮に関するトリビアクイズの内容に加え、イノシカチョウ・関本らが必死の形相で30歩をかせぐ姿でも爆笑を巻き起こしました。

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“M-1決勝組”バッテリィズ・エースが抜群コントロール

続いては「No.1ユニットはどれだ! 仲良しこよしブロック」。人気芸人がズラリと勢ぞろいするなか、『M-1グランプリ2024』でファイナリストとなったバッテリィズには、一同から祝福の拍手が送られました。

●『爆裂ソルジャー部隊』:cacao、オニイチャン、釈迦虎
●『ナンバ』:ツートライブ、ドーナツ・ピーナツ、バッテリィズ、ファンファーレと熱狂
●『漫才参観』:ぎょうぶ、三遊間、空前メテオ
●『地球防衛隊』:20世紀、ラニーノーズ、からし蓮根

フレッシュさと人気ぶりをアピールした『爆裂ソルジャー部隊』に対し、『ナンバ』はいろいろと「まだ固まっていない」(ツートライブ・周平魂)らしくチームの説明がグダグダになってしまいます。ぎょうぶ・澤畑は『漫才参観』のTシャツ姿をまじまじと見て「俺ら、京都の修学旅行生っすか」と自虐ツッコミ。同期がそろう『地球防衛隊』は、からし蓮根・伊織とラニーノーズ・山田が、とある因縁でモメ倒していました。


出典: FANY マガジン

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最初に挑むゲームは「フライングピザ」。河野と東の巨大顔パネルがセットされ、口の部分にピザ柄のフリスビーを投げ込んで得点を競います。『爆裂ソルジャー部隊』は、オニイチャン・府上がルールを無視して逆ギレ!? 芸人草野球チームを率いるバッテリィズ・エースが百発百中のコントロールを見せた『ナンバ』。『漫才参観』は三遊間・稲継が入れる気がないのかと疑われるほどの強烈な投げっぷりで笑わせ、『地球防衛隊』は、20世紀・しげが散らかったフリスビーを回収する“いい人”ぶりでほっこりさせました。

スクリーンに映し出された問題が徐々に見えてくる「ブラインドクイズ」のあとは、これまた白熱の「ヘッドバスターズ」。いわゆるもぐら叩きですが、もぐら役の伊織は座っても頭が飛び出してしまうため、『ナンバ』のファンファーレと熱狂・奥に叩かれっぱなしの大惨事が。『漫才参観』の稲継も、温和なしげを怒らせるほどの叩きっぷりを見せていました。


出典: FANY マガジン