ロピアグループのステーキ専門店「ザ・ビフテキ」に行ってみた! ここの『スマッシュハンバーグ』はある意味発明かも

・メニュー写真と実物

入店すると、店内の半分はカウンター席。もう半分はテーブル席といった感じ。立ち食いではなく全席に椅子がある。印西店は立ち席で卓上に鉄板が敷かれていたけど、こちらは普通のテーブルである。

メニューを見ると、ほとんどがライス・スープ付きの定食スタイルだ。

メインはビフテキ、おすすめがトンテキ。さらには鶏肉のチキテキもある。見慣れないものとしては、スマッシュバーグってのがある。メニューに詳細な説明が記されていないけど、ハンバーグと考えて間違いないだろう。

スマッシュバーグが食べてみたいけど、ビフテキも捨てがたいよな。どっちにしよう……。そんな私のような優柔不断が来ることを見越していたかのように、両方乗った「ビフスマ定食」(税込1639円)を発見! これがいい、これにしよう~。

少しして出てきたのがこちらです。

早速ですが、一言いわせて頂いていいですか?

ハンバーグは良いとして、肉がずいぶん違うような……。 メニュー写真のようなシズル感が出ていないように感じる。実物の方は量がやや少ない気もするしな。

まあ、メニューにグラム表記がなかったので、正確な肉の量はわからないけど、メニュー写真は少し盛っておられる気がせんでもないな、うん。

しかしながら、焼き加減はバッチリ。中にほど良く赤身が残りミディアムレアといったところかな。国産か外国産か、それだけでもメニューに書いてくれると、なお親切だと思う。

提供時についてくるオリジナルソースは、にんにくを利かせたパンチのあるテイスト。これにつけて食べると、フツフツとエネルギーがみなぎってくるようだ。卓上に醤油ベースのソースもあるけど、オリジナルソースだけで十分に美味しく頂ける。

そして気になっていたスマッシュバーグ。これは挽肉を片面カリカリに焼き上げたハンバーグだな。

一般的にハンバーグはふっくら焼き上げて、中から肉汁があふれる方が良いとされる向きがある。けど、ここのはふっくらしてない。肉汁もあふれない。

それでいい。なぜなら、焼き上げるのが難しくないので、店の味にムラが生まれにくい。お店的に味が均一になってやりやすいはず。そもそも、味だって悪くない。むしろカリカリが好ましいと感じる。

また、潰したハンバーグを「スマッシュ」と名付けるところもセンスを感じる。ハンバーグのセオリーを覆す、ある意味「発明」と言っていいかも。

最後は肉をオンザライスして、サクっと定食を平らげた。印西店のスタイルなら、間違いなく「また行きたい!」ってなるけど、ここのスタイルなら「機会があれば」ってところかなあ。

めちゃくちゃ良いってわけでも、悪いってわけでもない印象だったので、さらなるメニュー開発に期待したいところ。それにしても、ロピアグループは外食にも力を入れ始めているので、今後さらに他業種にも進出してくるのでは。とにかく安くて美味い店に期待してるぞ!

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・今回訪問した店舗の情報

店名 ザ・ビフテキ 深川ギャザリア店

住所 東京都江東区木場1-5-10 深川ギャザリア プラザ棟2階

時間 11:00~22:00

参考リンク:PRTIMESeatpiaホールディングス

執筆:佐藤英典

Photo:Rocketnews24