バッテリーは5,000〜1万mAhの30W出力可能なものを

一般的な外出用途なら5000mAh、長時間の外出をしたり、他のiPadやMacBook Proに給電する可能性があるなら1万mAhぐらいのモバイルバッテリーを調達しよう。最新のiPhoneを充電するなら、30W以上の出力が可能なものを選びたい。USB-C×2ポート、USB-Aポートのものが使い勝手が良い。


左がリチウムポリマー、右がリチウムイオン。

モバイルバッテリーは18650の缶型のバッテリーが入ってるリチウムイオンタイプの方が、充放電能力、耐久性に優れていて長期間使えるように思う。しかし、ポケットに入れた際の薄さを重視するなら薄型のリチウムポリマータイプを選んでもいいかも。最近のものはリチウムポリマーバッテリーもかなり耐久性が向上してきた。

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充電設定で、バッテリーの劣化を抑制しよう

日々、バッテリーを限界まで使う! という人でなければ、充電の上限を80〜90%にしておいた方が、バッテリーライフを長く保つことができる。『限界までの満充電→空』という使い方を繰り返すとバッテリーへの負担が大きい。

バッテリー負荷が大きいと、バッテリー容量は減っていくわけだから、新品のウチに利用を抑制することで、長く高いバッテリー性能を維持できる。

筆者は、普段は80%にしておいて、長時間の外出がある日だけ、『明日まで許可』の機能を使ってフル充電に切り替えている。バッテリーを大事にしながら、ここぞという時だけ、バッテリーのフルパフォーマンスを使えるというワケだ。

ちなみに、アップルケア+に入っていると、バッテリー容量が80%を切ってしまったらバッテリーを交換してくれる。これをアテにして、普段から100%でフルパフォーマンスを使う……というのもひとつの選択肢だ。筆者はアップルケア+に入ることが多いので、アップルケアの期限が切れる前にバッテリーをチェックして、80%を切っていたら交換するようにしようと思っているのだが、毎回気がついたら期限を越えている。カレンダーにメモしておいた方がいいかもしれない。

(村上タクタ)