歌手の福田こうへいが東京・浅草公会堂で、「福田こうへいコンサートツアー2024」を開催し、同日2025年1月1日(金)発売のニューシングル『匠~たくみ~』のミュージックビデオを公開した。
発売と同時に即完売したという本公演には、開演前にも関わらず早くも熱気に包まれていた。ステージの幕が上がると、今年1月にリリースした「庄内しぐれ酒」でコンサートがスタートし、光沢のある華やかな白いジャケット姿で登場した福田が伸びやかに歌い上げると、満員の会場に詰めかけたファンからは大きな拍手と歓声が上がり、「みなさんようこそおいでくださいました」と挨拶し、「精一杯のパフォーマンスを皆様にお届けしたいと思います」と呼びかけた。
オリジナル曲を中心に多彩な楽曲で魅せる福田のステージ。「峠越え」「筑波の寛太郎」「男川」といった自身のヒット曲で会場を盛り上げ、カップリング曲、母をテーマにした曲などテーマごとに届けると、トークコーナーではステージの端まで行きファンに語りかけ、ひとりひとりに目をやり、冗談も交えてユーモアたっぷりに観客を楽しませると、会場に笑顔が広がっていた。
コンサートが中盤にさしかかると、2025年1月1日に発売する自身の最新曲「匠~たくみ~」を本公演で初披露!妥協せず、自身で学び身につけてきた“歌”について触れ、「自分なりのこの『匠~たくみ~』という歌を今からスタートさせていただきます」と意気込んだ。“がまん辛抱 匠のこころ”と福田が歌い上げると大きな拍手が沸き起こり、新曲を生歌で聞いたファンは発売を楽しみに胸を膨らませていた。
時代を越えて歌い継がれる民謡を届けると、煌びやかな青を基調としたスーツ姿で自身のデビュー曲で代表曲「南部蝉しぐれ」で会場から大きな歓声があがり、手拍子とともに「こうへい!」と喜びの声が飛び交った。続く「おんな港町」(八代亜紀)、「北の旅人」(石原裕次郎)、「人生一路」(美空ひばり)などの華やかな昭和歌謡の名曲カバーでは、観客が手拍子やペンライトなどで声援を送り、福田も手を振り声援に応える。会場のファンに感謝を伝え、「声の続く限り、命をかけて皆様に歌声を届けますので、よろしくどうぞお願いいたします!」と叫ぶと会場中から拍手が沸き起こった。
コンサート終盤でも勢いを落とすことなくバイタリティ溢れる姿で歌を届け、今年青森県・大間に本楽曲の歌碑が建立したことでも話題になった「一番マグロの謳」を力強く、ステージ上で大漁旗が振られる中「北の出世船」で圧巻の歌声を披露しフィナーレを迎えると、アンコールでは「みちのく祭り唄」を熱唱し福田が太鼓を叩く姿に大歓声が沸き起こる。合計29曲を披露した本公演は大盛況のうちに幕を閉じた。
本公演でも歌唱された2025年1月1日(水)発売のニューシングル『匠~たくみ~』は、汗を流して一歩ずつ着実に歩んだ人が大成するのだと、教訓のように説かれており、忘れてはいけない “日本男児の生き様” を想起させてくれる楽曲となっている。語るように歌う浪曲のような歌いまわしのセクションも聴きどころのひとつで、コンサートやラジオなどで聴いたファンからは早くも好評の声が多く届いている。
https://www.youtube.com/embed/ebDkRuV_Pws?si=niS-VzNrPfem9tkq
CDリリースが待ち望まれる中、一足早く公演当日に公開されたMUSIC VIDEOでは、困難に耐え忍びながらも一歩ずつでも着実に歩んでいく男の姿が描かれており、福田こうへいが“がまん辛抱 匠のこころ”と歌い上げる力強い姿に心を打たれる映像となっている。誰もが思わず自分と重ね合わせてしまう楽曲の世界観を噛みしめながらじっくり聴いて頂きたい1曲だ。
福田こうへいコンサートツアー2024と題した今年のツアーも残すところ1公演。2025年も1月からスタートする全国ツアーも決定しており、全国各地で新曲「匠~たくみ~」を生歌唱する予定なので、会場にも足をお運び頂き福田こうへいの歌声を堪能してほしい。
Information
シングル「匠~たくみ~」
発売日:2025年1月1日発売
価格:¥1,500(税込)
品番:KICM-31152
収録曲:
1.匠~たくみ~ 作詩:万城たかし/作曲:岡千秋/編曲:南郷達也
2.母ちゃん待ってる終列車 作詩:万城たかし/作曲:岡千秋/編曲:南郷達也
※各オリジナル、一般用カラオケ収録
特典:「こうへいのおすそわけカード」3枚封入 (初回製造分のみ)
ご予約:https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=44399