相変わらず世の中では韓国ブームが続いている。アイドル、ファッション、コスメ、スイーツなど目にしない日はない。
世間から「若者」と呼ばれなくなった筆者は、そんなブームからすっかり取り残されてしまっている。ライターという職業なのだからなんとかしなきゃな、でも面倒くさいな……。
そんなことを考えながら楽天市場を眺めていたら、韓国で流行っている食品が詰め込まれた「フードロス対策福袋」を発見してしまった。おぉっ、コレで一発逆転を狙えるんじゃないかーーっ!?
・韓国食品 フードロス対策福袋
購入したのは、楽天市場で発見した韓国食品 フードロス対策福袋。
韓国で流行っている食品が14~16点入って税込3480円。送料込みの価格なので、食品1点当たり217~258円。そのへんの小売店で買うよりもリーズナブルな可能性が高い。
しかし、事前に中身が一切わからないのはちょっと怖いなぁ。輸入食品のワケありなんて なんとなくヤバそうだし。
イチかバチか。自宅に到着した段ボール箱をドキドキしながら開封してみると……
あれっ! 意外と普通かも!?
入っていたアイテムは以下の14点だ。
・チュロススナック
・ミニヤッカ
・のり味ツイストスナック
・ロゼ味ツイストスナック
・アロニア味飲料
・こんにゃくゼリー(ぶどう・もも・白ブドウ・りんご)
・韓国語グミ
・スパイシーオリジナル味ラーポッキ
・ロゼ味ラーポッキ
・牛骨スープ味トックッモッパン
・インジョルミ(きなこ餅ミックス)
特にパッケージが破れたり汚れたりしていることもなく、すべてピカピカでキレイな状態。
ワケらしいワケといえば、ラーポッギ・インジョルミ・ミニヤッカの4点が賞味期限1~2ヵ月以内だったぐらい。
せっかくなので、この4点は今から食べてみようかな!
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・ドキドキ異文化交流
まずは韓国の伝統的なお菓子である「薬菓(ヤッカ)」のミニサイズ版、ミニヤッカ。
透明な袋に個包装されているミニヤッカは、500円玉ぐらいのサイズ感。
チュロスみたいな生地にシロップがしみ込ませてあって、控えめな甘さがほっこりして美味しい。
大きいサイズではカロリーが怖そうだけど、小さいおかげで小腹満たしに遠慮なく食べられる。仕事中のお茶菓子にピッタリだ。
続いてはラーポッキ。
2個分を一気に食べようと思ったら、1個あたり500キロカロリーもあるそうなので予定変更。ひとつだけ食べます。
開封するとインスタントラーメンとトッポギ、そしてスープの粉が出てきた。
なるほど「ラーポッキ」って「ラーメン+トッポギ」って意味だったのね。
すべて容器に出して熱湯をかけたら、
レンジでチン!
日本で言うインスタント焼きそばのような食べ物が完成したぞ!
赤いソースがたっぷりで辛そうに見えるが、実際には甘辛く 誰でも無理なく食べられるぐらいのマイルド感。
日本のとはちょっとちがうチュルチュル食感の麺と、モチモチ食感のトッポギとが不思議な組み合わせ。背伸びをし過ぎないプチ異文化って感じで楽しめたぞ。
最後はインジョルミ。火を使わず水だけで作れるきなこ餅とのこと。
開封したらたくさん材料が出てきてビックリしたが、米粉・玄米粉・とうもろし粉の3セット分が入っているお得な仕様だった。
今回は玄米粉で作ってみるよ~!
付属のビニール袋にごま油と玄米粉と水を入れ、ひとかたまりになるまで2分間こねる。
ひと口サイズに切ってきな粉をまぶせば……できあがり!
モチモチとした食感で まさに餅以外のなんでもないインジョルミ。付属のきなこは甘さ控えめなので、かなり素朴な印象だ。加熱もナシに簡単にできるので、小さなお子さんと一緒に作るのも楽しそうだね。
これまでまったく馴染みがなく知らなかった韓国の食品たち。まずは3個だけ食べてみたが、日本の食品と近いようでちょっと違う。プチ異文化交流が味わえて大満足だ。
これだけで若者のブームに追いつけるとは思っていないけど、韓国にハマる彼らの気持ちが少し理解できたような気もする。やっぱり自分で体験してみるのが一番大切だね!
参考リンク:楽天「フードロス対策 韓国食品セット」
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.