NON STYLE・石田明が“いしだあきら”として脚本・演出を担当した「ノンタンのハッピーコンサート」第2弾となる公演『ノンタンのゆきあそび ららら」が、12月7日(土)に東京・浅草公会堂で開催されました。当日は大勢の子どもたちが詰めかけて大盛況。この日からスタートした、冬を舞台にした新しいノンタンのステージの様子をレポートします。
出典: FANY マガジン
子ども連れにやさしい公演
このコンサートの主役は、累計発行部数3460万部を誇り、幼いころ誰もが一度は目にしたことのある大人気の絵本『ノンタン』(キヨノサチコ作・絵 偕成社刊)シリーズのノンタンです。2023年5月に、いしだあきらが脚本と演出を担当した公演『ノンタンのわくわくピクニック』がスタートして以来、東京や関東近郊はもちろん、大阪や静岡などでも大好評。そのステージが、この日の公演からストーリーの舞台を冬に変えました。
冬のある日、ノンタンと妹のタータン、ぶたさん、たぬきさん、うさぎさん、くまさん、はちさんが、どんな遊びをしようかと相談するところからストーリーがスタート。ステージにノンタンたちが登場すると、会場からワーーっと拍手と歓声が起きます。途中、ノンタンシリーズのなかでも人気の「おねしょでしょん」の歌が流れる場面では、客席の子どもたちがひときわ盛り上がりました。
出典: FANY マガジン
うたのおねえさん・のだこころは、今回の演目でも「おにのパンツ」や「ありがとうの花」などを歌って踊って大活躍! 客席の子どもたちが楽しめるように手遊びをしたり、お客さんの中からステージに上がる人を選んだりと、さまざまな工夫がされています。
ゆきあそびをすることになったノンタンたちは、みんなでどんな冬の日の思い出をつくるのでしょうか? 最初に登場したアイテムがストーリーの最後に向けた伏線にもなっています。歌あり、ダンスありで子どもたちは大喜び。途中で泣いちゃう子がいても、最後にはみんながステージ前に集まって、ノンタンの歌を歌って踊り、大盛り上がりで幕を閉じました。
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
これまでの公演と同様に、会場内には“遊び場スペース”があり、子ども用のクッションも用意。本番中も会場が暗くなったりせず、子ども連れの家族にやさしいステージです。
『ノンタンのゆきあそび ららら』は1月、2月にも公演予定。また、12月には新宿と幕張で特別演目「ノンタンのハッピーコンサート スペシャルステージ」も開催します。