一言に「カンニング」といってもその方法は様々。ときには、試験官が予想だにしていなかった方法でカンニングを試みる受験生も。

現在X上では、とある高校が試験中に禁止した行為に対して「どういう学校だよ」と驚きの声が上がっているのをご存知だろうか。

■テストの禁止事項、何かがおかしい…

注目を集めているのは、Xユーザーのヒヅキカイトさんが投稿したポスト。

「うちの高校名物、国語のテストでのテレパシー禁止令」と、意味深な1文が綴られた投稿には、テストの問題用紙に記載された注意事項の写真が添えられていた。

回答における「字数」や「誤字・脱字」などの注意喚起のほか、「アイコンタクト」といった不正行為を禁じている。

そしてなんと、同項目には「テレパシーも禁ずる」とも書かれていたではないか。

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■「魔法学校かよ」とツッコミの嵐

「アイコンタクト」と「テレパシー」が同列に扱われた問題用紙は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿からわずか数日で1万件以上もの「いいね」を獲得。

他のXユーザーからは「魔法学校かよ」「テレパシー使ったやつが過去にいたのかな…」「この高校の生徒、レベル高すぎやろ」「先生も能力者?」「どういう学校なんだよ」など、様々なツッコミが寄せられていた。

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■国語教師は「特にコメント無し」

ポスト投稿主・ヒヅキさんに詳しい話を聞いたところ、こちらは国語のテストに「毎回記載されている」内容と判明。なお、担当教員は同表記について特にコメントを発していないようだ。

全国の超能力者諸君はテストを受ける際、テレパシーを封印して純粋に学力のみで挑もう。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ