白石晃士監督が、タイトルが気になる“あの小説”を実写化 映画『近畿地方のある場所について』

発行部数30万部を突破する、話題の小説「近畿地方のある場所について」が、白石晃士監督によって映画化される。この度、映画『近畿地方のある場所について』の特報映像が公開された。

行方不明になった雑誌編集者。友人のフリーライターは、彼が消息を絶つ直前まで、過去のオカルト記事を読み漁っていたことを知る。記事はどれも噂や都市伝説、怪談話といった真偽が定かではない内容だった。しかし、それらの情報をつなぎ合わせると、ある場所にまつわる、恐ろしい事実が浮かび上がっていく。

【コメント】

▼背筋(原作)
私は長年白石作品に魅了され続けていました。
それに飽き足らず、作品から得た恐怖を再現するべく、自ら書いてみようと思いました。
気づけばそれは『近畿地方のある場所について』という題名で書籍になっていました。
この最大級のラブレターを白石監督がどのように料理してくれるのか。
期待に胸を膨らませつつ、私も原作者として力添えができればと思っています。
映画を楽しみにしてくれるであろう同士の期待に応えるためにも。

▼白石晃士(監督)
映画に行きませんか。タイトルは『近畿地方のある場所について』といいます。原作の得体の知れない黒い魅力を、世界中の人々に感染させるべく、映像化という呪術を仕掛けていきます。どうぞ、ご期待下さい。このコメントを見てくださって、ありがとうございます。この映画を見つけてくださって、ありがとうございます。

▼櫛山慶(プロデューサー)
2000年代、掲示板の怪談スレッドに没頭した日々。その興奮が『カクヨム』で本作に出会った瞬間、鮮明に蘇りました。映像化を決めた際、真っ先に声をかけたのは『ノロイ』の白石晃士監督。奇妙で底知れない断片を、監督がどう映像化するのか、私自身震える思いで製作中です。ただひとつ言えるのは、この映画はただのエンターテインメントではありません。映画として届ける覚悟が必要な、強い“想い”が宿る前代未聞の作品です。ぜひ、その覚悟を期待してお待ち下さい。

映画『近畿地方のある場所について』は、2025年 公開。

作品情報

映画『近畿地方のある場所について』

行方不明になった雑誌編集者。友人のフリーライターは、彼が消息を絶つ直前まで、過去のオカルト記事を読み漁っていたことを知る。記事はどれも噂や都市伝説、怪談話といった真偽が定かではない内容だった。しかし、それらの情報をつなぎ合わせると、ある場所にまつわる、恐ろしい事実が浮かび上がる。

監督:白石晃士

配給:ワーナー・ブラザース映画

© 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

2025年 公開