過去の話を持ち出す心理になる相手に対しては、本音を隠している可能性があるのです。
このためなぜ過去の話を出してくるのかについては、把握をしておきたい内容でもあるでしょう。
では今回は過去の話を持ち出す心理を詳しくお伝えしていきますので、今後の接し方に役立ててみてください。
1.負けたくない気持ちがある
やりとりをしている時に、「この人には負けたくない」という思いを持つことがあります。
このような場合には、過去の話を持ちだす心理になる可能性があるでしょう。
相手に勝つためには、自分にとって「これなら勝てる!」と思うエピソードを伝えたい気持ちになることも。
今の状態ではすぐに勝てる内容が浮かばないので、過去の話を出してでも優位に立ちたい気持ちがあるのです。
2.許せない思いがある
過去に「仕方がない…」と思って許すようにした内容でも、後になってから「やっぱり許すことができない」と感じるケースもあるでしょう。
このため過去の話を持ち出す心理になるのです。でも相手としては「今更その話をしなくても…」と思う場合もありますよね。
ところがこれについては、表面では平気そうにしていても実は消化できていなかった可能性があるのです。
このためきちんと話を聞いたうえで、丁寧に謝るようなことも必要になるでしょう。
3.自分自身が楽になりたい
言わないでおこうと思って我慢していたのは、相手のためだと思い込んでいたと気づくケースもあります。
でもやはり伝えた方が相手にとってよいのでは…と思い直し、過去の話を持ち出す心理になる時もあるでしょう。
これについては自分自身が楽になれることも関係しているのです。言わないままでいるよりも、すっきりしてケジメをつけられるとの思いを持っているのでしょう。
過去の話を持ち出す心理になるのは、様々な理由があるのです。このため相手を理解するにはストレートに気持ちを聞いてみる方法も。
もしくは相手の立場になるようにして、心に寄り添うようにしているうちに本音を話してくれることもあるでしょう。