「ドミ活」という言葉があるように、ホテルの中でも圧倒的な人気を誇るドーミーイン。北は北海道から南は九州まで。数は決して少なくないから宿泊したことがある人は多いだろう。
まぁそういう私は一度もなく、高めの宿泊費にビビってここまで生きてきた。ただ、あれだけみんなが「最高」「最強」というのだ。勇気を出して泊まってみよう!
【写真】まさかビジネスホテルで「きびなごの刺身」が食べられるなんて!
・鹿児島で初ドミ
初のドーミーイン体験の舞台に選んだのは鹿児島。新幹線が通る鹿児島中央駅から徒歩で15分ほどかかるが、中心街の天文館からすぐだから立地的にはイイと言っていいだろう。
今回楽天トラベルで予約し、金曜から土曜にかけてだからか値段は1万5950円だった。
安いビジホなら余裕で2泊できるな……とケチ脳がつい作動してこの時点でかなりビビってしまったが、そこはドーミーイン。HPを見る限り、このご時世というのもあってか通常運転でも1万円オーバーはよくある世界のようだ。
さて、ホテルに入ると、エレベーターにドーミーイン名物とも言える「夜鳴きそば」の文字が。これが噂の……と少し緊張しつつチェックインして部屋へ向かう。
カードで開錠して入室。他のドーミーインも同じつくりなのかは不明だが、部屋に入ったとたん驚きを隠せない自分がいた。
というのも……
ちょっとしたところに「おおっ」と思うポイントがあるのだ。部屋がスッキリしていてスタイリッシュなことにはじまり……
部屋と洗面所の間にドアがあった(←意外と見ない)ことに加え、洗面台がシャワーと別なのもビックリ!
部屋内に風呂はないながらも、スッキリとしつつも広さのあるトイレ。そしてそして……
ウェルカムサービスなんてものまで! こういったちょっとしたものが、宿泊する側からすると嬉しいんだよなぁ〜!
でもって、冷蔵庫に入っていたのはお水。これは間違いないし、あると嬉しいやつだ。そう思っていたらなんと……
まさかのフィナンシェも……!!
チェックインするときは基本的に荷物があるから、そう多く買い物できないもの。こういったちょっとしたスイーツは、夕飯前のチェックインだと小腹を満たせてありがたい。
っていうか、もしかしたらドーミーインはそこまで考えている……? これがドーミーインのホスピタリティってやつなのか……!?
なんて勝手に推理して1人で興奮していたのだが、何はともあれここからが本番である。
そう、ご存じビジネスホテルでありながら天然温泉に入れるのがドーミーインの大きな特徴なのだから。
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・温泉へ
ってことで、着替えてすぐに温泉へ。ちなみに鹿児島ドーミーインの温泉は「霧桜の湯」と名付けられていた。
中に入ってみると、広さはそうでもなかったもののサウナや露天風呂もあって隅々まで清潔感が保たれている。
想像の範囲内ながら何不自由ない温泉で、小一時間ほどリラックス。サウナもヒノキ(たぶん)の匂いが心地良く、自然体で “ととのう” ことができた。
もちろん、温泉後のホスピタリティも申し分なし。マッサージを受け付けている上にくつろぎスペース(漫画もある!)が用意されていたし、アイスや乳酸菌飲料も時間帯限定ながら無料だった。
なんというか、抜かりないサービスの連発。部屋から温泉までの間ですでに「ドーミーインってスゴいな」という波が何度も押し寄せてきた。