最新アイアン一気試打!ビギナーでも使いやすいアイアンはどれ?

ヤマハ INPRES DRIVESTAR TYPE/D

SPEC
●ヘッド素材/ X37精密一体鋳造、タングステンウエイト ●ロフト角(#7)/ 25 度
●長さ/ 38インチ(#7)●重さ/ 345g(R・#7)
●シャフト(フレックス)/ SPEEDER NX for Yamaha M-425i(R、SR)
●価格/ 12万3200円(#7~ PW・4本セット)、3万800円(#5、6・1本)

鹿又:飛び系のパイオニアが正常進化で2.5番手アップ

飛び系アイアンのパイオニアのインプレスですが、新モデルは飛び系アイアンとして飛距離、弾道、結果を追求しつつ正常進化をさせたことが高評価。7番アイアンのロフトは25度ですが、低重心設計になっているので弾道は高い。

ヘッドサイズは大きめですが、決して構えにくい印象はなくて、安心感のある顔です。飛距離性能は2番手以上、2.5番手アップを期待できます。

ライターN:前々作の「UD+2」が帰ってきた

前作のドライブスターというよりも、前々作のUD+2に近い王道の飛び系アイアン。ドライバーのヘッドスピード40m/秒前後のアマチュアが打っても、7番で170ヤード以上は飛びます。つかまりもいいので、アイアンで「右ペラ」のミスが多い人にもピッタリです。

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ヤマハ INPRES DRIVESTAR TYPE/S

SPEC
●ヘッド素材/ X37 精密一体鋳造、タングステンウエイト ●ロフト角(#7)/25度
●長さ/ 37.75インチ(#7)●重さ/ 386g(N.S.PRO 850GH neo S・#7)
●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO 850GH neo(S)、SPEEDER NX for YamahaM-425i(R、SR)
●価格/ 12 万3200円(#7 ~ PW・4本セット)、3万800円(#5、6・1 本)

鹿又:今までの飛び系が苦手だった人も使える

今までの飛び系アイアンにはなかった形状と打感。形状はオーソドックスなアイアンに近くて、とてもいい顔をしています。打感も今までの飛び系アイアンの弾き方ではなくて、フェースに乗る心地よさがある。そういう意味では、今まで飛び系アイアンが苦手だったタイプも使えると思います。

飛距離性能も高く、従来のアイアンより1.5番手から2番手くらいは飛びますね。

編集M:アスリート好みの飛び系アイアン

トップクラスの飛距離性能をもつモデルに、アスリート好みのテイストが強く加わったのがTYPE/S。前作ほど長くなく、グースの付き方もきつくなく、顔もシャープに。飛距離を伸ばしたい、落ちてきたのを取り戻したいゴルファーにオススメします。

いかがでしたか? 自分にあったアイアンをぜひ見つけてくださいね。

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一、編集部
写真=相田克己
協力=ジャパンゴルフスクール