ネクストオブジェクトは12月11日に、同社が提供する子どもと10代のためのプログラミング言語「KidsScript(キッズスクリプト)」の最新バージョンとして、電子工作で人気がある「ESP32」のコーディングに対応した、バージョン2.0を公開した。
ビジュアルプログラミング言語「KidsScript」で
マイコン「ESP32」のコーディングが可能に
●バージョン2.0のYouTubeでの動画配信でデモ映像やサンプル動画も
「KidsScript」は、JavaScriptと互換性のあるテキストプログラミング言語を、ビジュアルなブロックで操作できるような低年齢向けのビジュアルプログラミング言語で、ビジュアルプログラミング言語からテキストプログラミング言語へ移行する際の、学習環境として評価されている。
「ESP32」は、中国のEspressif Systemsが開発し2016年に発売したマイコンで、無線LANやBluetoothによる通信機能を搭載したArduino互換マイコンとして、世界的に人気がある。
「ESP32」で「KidsScript」を利用するには、「ESP32」に「KidsScript」用のファームウェアを書き込むために、一度だけPCが必要となる。ファームウェア書き込み語は、「KidsScript」アプリから直接「ESP32」のコーディングが可能になり、充実した初心者向けサンプルを使って、電子工作やSTEM教育における電子部品の学習などに役立てられる。また、上級者向けの高度なコマンドにも対応している。
今回のバージョン2.0公開にあわせて、ネクストオブジェクトの公式YouTubeチャンネルでは、デモ映像やサンプル動画などが公開された。