“決勝戦の常連”入間国際宣言がついにムゲンダイレギュラー入り! 「クリスタルジムで待ってます」

東京・ヨシモト∞ホールの看板芸人であるムゲンダイレギュラー入りをかけて若手芸人たちが競うネタバトル「ムゲンダイユースカップ」決勝戦が12月8日(日)に開催され、入間国際宣言(西田好孝、千葉ゴウ​​)​​が優勝。2024年最後のレギュラー入りを果たしました! 当日の様子を、喜びのインタビューと合わせてレポートします。


出典: FANY マガジン

なだぎ「千葉の暑苦しさは若いころの自分」

今回、決勝に進出したのは入間国際宣言のほか、今井らいぱち、小森園ひろし、スカチャン(ヤジマリー。、みや)、スロッピ(松間雄亮、ななえ)、鶴亀(舟生、古賀充泰)、とらふぐ(阿部直也、田畑祐一​​)、まんじろう(米女翔​​、大寺惇平​​)、ランパンプス(寺内ゆうき、小林良行​​​​)、レ・ヴァン(九条ジョー、たいよう)​​の面々。MCは、キンボシ(西田淳裕、有宗先生)​​が務めました。

審査員は、劇場支配人、作家、そして芸人審査員のなだぎ武。さらに来場者やオンライン視聴者も投票可能です。

まずはファーストステージで1位のとらふぐ、2位の入間国際宣言、3位の今井らいぱちがファイナルバトルに進出。最終決戦で審査員と観客による投票の結果、入間国際宣言の優勝が決まりました。


出典: FANY マガジン

最終決戦でとらふぐは漫才からコント、今井は1人コントから歌ネタに切り替えるなか、入間国際宣言は自分たちのキャラクターを生かした漫才を2本披露。千葉は、今井や九条らとともにトークゾーンでも大暴れし、爆笑をさらいました。

今回のバトルについて、登場時からボケまくって芸人たちから「もう次回のユースカップ出てください!」とツッコまれていた審査員のなだぎは、こう総括しました。

「みなさん大差ないんですけど、そのなかで(入間国際宣言の)暑苦しさが勝ったのかな。彼(千葉)の動きとか暑苦しさを見ていると、若いころの自分を思い出すんですよ(笑)。楽しませていただきました」

晴れてレギュラーとなった胸中はいかに!? 激闘を終えたばかりの2人に話を聞きました。


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「決勝慣れ」でネタ合わせもしなかった

――これまで何度もムゲンダイユース決勝に進出していたものの、あと一歩でレギュラー入りを逃してきました。今回、ようやくその切符を手にした、いまの気持ちを聞かせてください。

千葉 もうすぐ『R-1グランプリ』の2回戦があるので、そっちのほうがいっぱいいっぱいで緊張していますね……。

西田 そんなこと言うな!

――(笑)

千葉 マジで素直に嬉しいです。

西田 ムゲンダイユースのシステムが変わったスタート1発目で決勝の決勝に出たんですけど勝てず、それから何度決勝に出てもダメで。「これは順番やからしょうがない」と思いながらいたら、今度は大阪からいらっしゃった先輩たちがいとも簡単に上がっていって……と何度も心折れるなか、今回、滑り込めたんで、めちゃくちゃ嬉しかったです。同じユースメンバーが喜んでくれていたのも、めっちゃありがたかったですね。


出典: FANY マガジン

――今回の決勝はどんな戦いでしたか?

千葉 正直、僕は「行ける」とは思っていなかったです。ウケていても、審査員の方にあまり評価されないだろうな、という自信はありました(笑)。

――これまで何度も決勝に行っているぶん、慣れている部分があったんですかね。

千葉 そうっすね。ウケていても通らないこともあったんで。でも今回、まさか(ファーストラウンドで)2位になって……。最終決戦で僕がめちゃくちゃ噛んじゃいましたけど(笑)。

西田 もしかしたら、いい意味で力が抜けていたのかもしれないですね。「ここで絶対に行くぞ!」と、かかりすぎていると視野が狭まっていたのかなって。

千葉 ネタ合わせもしなかったっすね。

西田 もう散々やりまくったネタでしたから。


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