【AEW】リコシェが新日ドーム参戦のブロディ・キングに大苦戦もコンチネンタル・クラシック2勝目

 『AEW ダイナマイト:ウィンター・イズ・カミング』が現地時間11日、ミズーリ州カンザスシティで行われ、リコシェがブロディ・キングを苦戦の末に破って『AEWコンチネンタル・クラシック』2勝目を挙げた。

 新日本1・5東京ドーム大会でザック・セイバーJr.との一騎打ちを控えるリコシェはシングルリーグ戦・コンチネンタル・クラシックのゴールドリーグに出場中。1勝1敗で迎えたこの日の3戦目で、同じく1・5ドーム参戦(デビッド・フィンレーと対決)が決まっているブロディと対戦した。

 体格差は歴然。序盤からブロディに何度も投げ飛ばされたリコシェはスピードで対抗し、飛びつきヘッドシザースで吹き飛ばしたものの、コーナーダイブを巨体に弾き返されてしまう。場外に叩き落としたブロディはエプロンへのパワーボムを敢行。リコシェをイスに座らせ、フライングボディアタックでバリケードと挟み撃ちにした。

 リングに戻ってもブロディのダブルアームスープレックス、セントーンの波状攻撃にリコシェは防戦一方。ハンドスプリングエルボーを放ってもキャッチされ、ジャーマンで投げ飛ばされてしまう。それでもオーバーヘッドキック、キリモミ式ジャンピングハイキック、ブエロ・デ・アギラと空中殺法を連発。スワンダイブ式450°スプラッシュを放った。

 ブロディもショートレンジラリアットで吹き飛ばして逆襲。リコシェが飛ヒザ蹴りを連発しても、串刺しボディアタック、キャノンボールの連続攻撃で押し返す。それでもリコシェは雪崩式攻撃をパワーボムで切り返して阻止。シューティングスタープレスを発射した。

 粘るブロディもノドをつかんで立ち上がると、スリーパーで絞め上げた。雪崩式ブレーンバスターはリコシェがDDTでエプロンに叩きつけて阻止。後頭部にスライディングエルボーを叩き込むと、スライディングラリアットでダメ押しして3カウントを奪った。

 大苦戦を強いられながらもリコシェがブロディを料理。コンチネンタル・クラシック2勝目を挙げてみせた。