「無印良品 冬のマストバイ」この出来で6000円以下はすばらしい!“無印の真価を発揮した”インナーダウン/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.87の画像一覧

モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回の「コレ買いです」は、これからの季節に大活躍してくれること間違いなしの無印良品の「軽量ダウンノーカラージャケット(帯電防止裏地)」をチェックしました!

インナーダウンで無印良品の実力の高さを再認識できた!

すっかり冬の定番となったインナーダウン。ダウンジャケットよりもスリムで、他のアウターと組み合わせることで防寒性を大きく跳ね上げることができるという画期的な特徴により、もはや国民的ウエアとして定着しました。存在感がさりげないからジャケットの下に合わせるなど上品な装いにもマッチしますし、比較的低価格でダウンの保温性を手に入れられるというのもいいんですよね。

実に多くのブランドから発売されていますが、その代表格といえるのが無印良品です。

無印良品

軽量ダウンノーカラージャケット(帯電防止裏地)

¥5,990(税込)

今回「軽量ダウンノーカラージャケット(帯電防止裏地)」をチェックしてみて、その実力の高さを再認識しました。

改めて魅力に感じたのが、その質感や雰囲気です。


世の中にはツヤッぽいインナーダウンも少なくない中、今作はマットな質感のナイロン生地が使用されており、控えめな表情にまとめられていました。自然体でスタイルに定評のある無印良品らしい仕上がりですし、縁の下の力持ち的なポジションであることを期待するインナーダウンとして最適な質感だと感じました。かといって色味は洗練されていて、地味じゃないのもステキです。


シルエットもちょうどいい感じで、外に出すのも中に着込むのも、どちらも問題なし。丈感も絶妙で、ジャケットの裾から溢れ出してしまうようなこともありません。


ジャケットの下にいれても、そこまでシルエットに影響を与えないのがうれしいところ。それでも750フィルパワーもの嵩だかを持つダウンが封入されていますから、かなり暖かかったです。

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帯電防止裏地で“冬のイヤな名物”を回避!

750フィルパワーというのもかなりのウリですが、今作は商品名にもある通り帯電防止裏地を使っているのも最大のポイントです。

裏地には導電糸を使っている為、静電気の滞留を防ぐことで、静電気が起きにくい仕様になっています。(公式WEBサイトより)

とのこと。これって、実に大正解な機能なんですよね。なぜならインナーダウンを使うときって絶対にレイヤードスタイルになるわけですから、脱ぎ着のときに「バチッ!」と静電気が発生する機会が多くなってしまうためです。あのイヤな出来事を避けられるというのは、かなりありがたいと思います。


そのほか機能として感心したのは、側面の縫い目に合わせるようにしてサイドポケットを配置しているところ。ホックボタンがつき、荷物が転落してしまうのを防ぎます。


さらにポケッタブル仕様になっており、そのなかに本体を収納できてしまいます。スタッフサックに収納できる製品もありますが、「スタッフサックがどこかへいってしまった」なんてこともありますから、なくすことがないポケッタブルは便利なんすよね。ループも付いていますので、なにかに引っ掛けることも可能です。


首元はすっきりとしたノーカラー仕様。いろいろなアウターと組み合わせられます。


ホックボタンは平坦な形状で、見た目の邪魔をせず、かつ気合わせたときにゴロゴロとした不快感があまりありません。


色バリも豊富。今回取り上げた「スモーキーブルー」のほか、「ダークグレー」「黒」「ダークモカブラウン」が展開されています。どれもインナーとして最適なベーシックカラーでありながらセンスを感じさせる色合いで、そこにも無印良品らしさを感じます。