お笑いタレントの千原せいじさんが11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。先日の動画で明かした不正利用被害について、その後の出来事を明かしました。
【動画】自身の経験からAppleユーザーに「本当に気をつけてください」と助言
■被害届を出しに警察へ
先日、Appleアカウントを乗っ取られ、クレジットカードで200万円以上の不正利用被害を受けたことを報告していたせいじさん。
今回は、続報として被害届を出しに警察に行ったことを報告。ただ、なににどう使われたかの詳細が必要だといい「iTunesで買い物をした場合、クレジットカードの履歴には“iTunes”しか出ない。明細を見るにはAppleしか見れないけど、情報開示してくれない」と、詳細に関しては自身でひとつずつ確認しないといけないそう。
200万の詳細を調べることになるため「そんなん不可能やん」と、結局クレジットカード会社が補填してくれた分を提出することにしたようです。
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■「iTunesで音楽買ってる人は…」と注意喚起
続けて「ビックリしたんが…」と切り出したせいじさんは、「Appleから見たら、俺の乗っ取られたアカウントは“事故アカウント”認定されるから、おそらく凍結される」と、被害者にも関わらず凍結される可能性が高いのだとか。
「俺が録音しているもの、音楽のデータも凍結される。そしたら、(他の端末では使えなくなるため)今のiPhoneをiPodとして持ち歩いて聞くしかないって…そんな商売ある? 人質やん。むちゃくちゃやん」と伝え、「今iTunesで音楽買ってる人は、今のうちにデータを吸い出すとか、他のものに入れとくなりしたほうがいいですよ」と注意喚起しました。
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■Apple側の対応に怒り
前回もApple側から「返金する義務はない」と言われ、そのほかの対応にも怒りをあらわにしていましたが、これまでの対応に「(Apple側が)捜査しないなんておかしいやん」「情報開示しないっていうのがおかしい。そこさえスムーズにしてくれたら警察への被害届もできるし」と苦言。
せいじさんは今回の一件でAndroidに変更するそうですが「莫大の量の楽曲を人質に取られてるから…。これをまたAndroidで買い直すの? むちゃくちゃやろ。ほんまにツラいよ」と心境を語り、「Appleをやめろとは言わないけど、こういうときに困るから事前に対策をしときましょう。本当に気をつけてください」と伝えました。
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■アカウント乗っ取られ被害、続報
(文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)