岡田将生と中井貴一が主演するドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)の第8話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は2022年に放送された「ザ・トラベルナース」の続編で、トラベルナース・那須田歩(岡田)とスーパーナース・九鬼静(中井)の看護師コンビが医療現場を改革していく医療ヒューマンドラマ。

 西東京総合病院で1年半前まで働いていた元看護師・八木めぐみ(若村麻由美)が来院した。膵臓がんを抱えるめぐみは、院長・薬師丸卓(山崎育三郎)にオペを依頼する。

 しかし、薬師丸と看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)の顔色が一変する。1年半前、薬師丸のオペを受けた患者が、術後に急死。原因はめぐみのミスとされ、その後、逃げるように退職してしまう。塔子はめぐみの不可解な行動に憤りと不信感を募らせる…。

 その矢先、政治家・灰原和男(大和田伸也)が人間ドックを理由に入院してくる。病院への補助金を目当てに灰原とつながる薬師丸は、丁重に対応するよう塔子に指示。ところが灰原はセクハラなどを繰り返し、ナースたちから不満が噴出する…。

 一方、薬師丸は歩を、めぐみのオペに参加させることを決定する。さらに「トラベルナースを卒業しませんか?」と言って歩を高待遇で正式にスカウトする。

 そんな中、静は個室の灰原を大部屋に移動させてしまう。それを知った歩は、静に不満をぶつけて衝突する。その後、薬師丸は塔子に「静と塔子の契約を解除する」と話す。すると、めぐみが現れて、「私は先生を守るために…」と過去について話しはじめる…。

 さらに翌日、歩以外のナースステーションのメンバーが解雇されてしまう。

 放送終了後、SNS上には、「薬師丸院長の闇堕ちっぷりがすごい」「(薬師丸のせりふ)『ただのナースと医師の私、どちらが優先されるのか? 考えるまでもないでしょう』と言ってしまいましたね。やはり、クズの中のクズでしたね」「こんな形でめぐみを切り捨てたのか。ひどいな院長」などのコメントが投稿された。

 またラストには、サイバー攻撃で病院のシステムがダウンしてしまうシーンが放送された。これについては、「まさかの驚き展開で最終回どう終わるのか気になる。電子カルテのサイバー攻撃にゾッとしてしまった」「サイバー攻撃は誰が仕組んだの?」などのコメントも投稿された。