永野芽郁&佐藤健、W主演映画『はたらく細胞』初日舞台挨拶でシンクロ「母親の感想被りです!」と微笑み合う

映画『はたらく細胞』(公開中)の初日舞台挨拶が12月13日、丸の内ピカデリーにて開催され、永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、武内英樹監督が登壇した。


【写真を見る】W主演映画『はたらく細胞』の初日舞台挨拶は笑顔いっぱいのイベントに
細胞を擬人化して描き、斬新かつユニークな設定で人気のシリーズ累計発行部数1,000万部を超える清水茜の漫画「はたらく細胞」と、そのスピンオフ作品「はたらく細胞 BLACK」の2作品を原作とした本作。シリーズ史上初となる”人間の世界”をあわせて描く実写映画で、永野が赤血球、佐藤が白血球(好中球)を演じW主演を務め、人間の親子を芦田、阿部が演じ、山本はキラーT細胞に扮している。


赤血球役の永野芽郁
永野と佐藤は、共に本作を鑑賞した母親からすでに感想が届いたと明かし、息ぴったりのトークを繰り広げる。「健さんと一緒に力を合わせて作品を広めてきたつもりです!」と公開初日までの番宣や取材を振り返った永野は母親かあら「笑って泣いてって言ってたけれど、笑うだけじゃないのね。すてきな映画でした」と言われたとニッコリ。佐藤も「僕も母親から感想が来ました。ほぼ同じなんです。感想被りです」と話し、「笑って泣いて」とは聞いていたが、「泣いて」の分量がこんなに多いとは思わなかったと感動していたことも添え、「キャッチコピーに嘘はないです!」と自信を覗かせていた。


白血球(好中球)役の佐藤健
原作にはない人間パートで本作に参加した芦田と阿部。2人が揃えば2011年放送のドラマ「マルモのおきて」共演時の親子役に話題が及ぶ。「面白い部分は面白く、シリアスな部分はシリアス。その(芝居の)ギャップを間近で見れることがうれしかったです!」と笑みを浮かべる芦田に、阿部は「本当に久しぶり。こんなに高いヒールを履くようになったんだね」としみじみし、「犬を追いかけて転んでばっかりだったのに…」と娘を見守るような優しい眼差しを送り、会場をほっこりとした空気に包み込んでいた。


「噂で聞いています!」と佐藤は阿部の美容への意識の高さを指摘
自身が演じたキラーT細胞について「結構ガッチリとしたイメージ」と原作を読んだ印象を語った山本。役作りでは「どのくらい露出するのか、どこが出るのか、が大事になってくる」とし、ガッチリとした役だからといって上半身を鍛えても、見えるのは足だったら意味がないとコメント。もともと鍛えている山本は「すでに大きくなっているから、ここからより大きくするのは結構大変。短期間だったので、体に負担もかかりました」と体作りの様子を明かしながら、「体がちょっと重くなるから動きも大変になってくる」とし、機敏に動くのはやや大変だったが、作品のために踏ん張ったと力を込めていた。


芦田とは5歳、12歳、そして今回と共演数が多いと明かした
イベントでは阿部が武内監督から役作りとして暴飲暴食をするようにリクエストがあったと告白。佐藤が「阿部さんと共演した方から、美容への意識が高いと聞いています」と伝えると、「本当は暴飲暴食なんかしたくなかったの!」と正直な気持ちを叫び笑いそ誘った阿部。「そうだったの?」と驚く武内監督に、阿部は「本当は、酵素玄米とか食べてるんだから!」と健康、美容意識が高いことをアピールし、笑いを誘う場面も。「笑うことは免疫力アップにつながり、みんあが優しくなれる!」と補足した阿部は、本作を観ることで笑って健康になるとも添えて、作品の魅力をしっかりと伝え、大きな拍手を浴びていた。


「高いヒールを履くようになったんだね」との阿部のコメントにニコニコ
また、佐藤は阿部と一緒に番宣で出演した今後放送予定の番組「ニノさん」の名前を挙げ、「今年一番笑いました!」と話すと阿部が「撮影で全然会わないのに、番宣であって絆を試すっていうね」と思い出し笑いをしつつ、「あんな健さんの姿が観られることはあまりないと思います」と面白さをほのめかし、映画そして番組もしっかりと紹介。たくさんの笑顔と拍手に包まれる、楽しいイベントとなっていた。

取材・文/タナカシノブ