【隠し味あり】20年の1人暮らしで会得した独身男の奥義レシピ・フライパンだけで完結する「カルボナーラ」の作り方

・味覚を騙す

隠し味にお酢を入れるのは酸味を補うため。これは全くもって独自の隠し味なのだが、パルメザンチーズの酸味の足りなさをお酢の酸っぱさで補強することにより大分引き締まった味になる。

言わばチーズ臭さをパルメザンチーズからもらいつつ、本来は素材の差である酸味の強さを別で作るのだ。味覚を騙しているような邪道さではあるが、これがウマすぎて私は外でカルボナーラを食べなくなった。

とは言え、味は好みもあると思うので、各々で研究していただければ幸いだ。結局は自分で作る料理が一番ウマイ。本場の作り方ばかりもてはやされるカルボナーラだからこそ、生クリームを使ったレシピは研究のしがいがあるとも言えるだろう。

この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けば分かるさ。それが独身男の流儀。ありがとーーぅ!

執筆:中澤星児

Photo:Rocketnews24.