スマックダウンが現地時間13日、コネチカット州ハートフォードで行われ、翌日に迫った『サタデーナイト・メインイベント』での統一WWE王座戦へ向け、ケビン・オーエンズが王者コーディ・ローデスを襲撃し、乱闘を展開した末にベルト攻撃でKOした。
『サタデーナイト・メインイベント』を翌日に控えたこの日、王者・コーディと挑戦者・オーエンズの最後の対面がセッティングされた。実況担当のマイケル・コールがインタビュアーを務める中、まずはコーディが登場したが、オーエンズはリングに現れず。コーディがインタビュー続行を宣言すると、コールがサタデーナイト・メインイベント限定でトリプルHからプレゼントされたものについて質問した。
すると遮るように駐車場でマイカーに乗ったオーエンズがビジョンに登場した。「なぜコーディ・ローデスがクソ物語を完結させるために友達を使い捨てにして許されるのか? そして『バッド・ブラッド』でローマン・レインズと組みやがった」とコーディ批判を展開すると、「コーディ、マイケルがそれを聞いたら正直に話せよ。もう嘘はつくな。俺は友達としても息子としても弟としても最低だって答えろよ」と言い放った。
するとコーディは「ケビンには言いたいことがもっとあるみたいだが、待てないな。ケビン・オーエンズに直接聞きに行こう」と怒りを押し殺しながら、オーエンズの車が停まっているであろう駐車場へと向かった。が、その途中でオーエンズが背後からコーディを襲撃。壁に叩きつけるなど痛めつけた。
オーエンズはコーディを会場内に連れ込むと、バリケードに投げつけた。コーディもパンチ連打で反撃し、リングに上げると馬乗りになって殴りまくる。スタッフ、レフェリーが止めても乱闘は続き、コーディがフロントハイキックを見舞ったが、オーエンズがベルトで顔面を殴打してKO。翌日に控える統一WWE王座戦へ向けて優位に立った。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。