【WWE】イヨがリヴ圧倒も逆転負けで女子世界王座戴冠ならず

 『サタデーナイト・メインイベント』が現地時間14日、ニューヨーク州ロングアイランドで行われ、イヨ・スカイが女子世界王者リヴ・モーガンに挑戦したものの惜敗。試合後、リア・リプリーが王者・リヴの前に現れ、両者による王座戦が決定的となった。

 イヨは11・3ロウで挑戦者決定バトルロイヤルに優勝し、女子世界王座への挑戦権を獲得。この日、満を持して王者・リヴに挑んだ。

 ドロップキックを打ち合う意地の攻防で幕を開けると、エプロンでの攻防を制したイヨがラ・ケブラーダを発射して先制。スワンダイブ式ミサイルキックを放った。リヴがバッククラッカー、ダイブ式コードブレイカーで反撃しても、イヨは3連続ジャーマンで応戦した。

 リヴもコードブレイカーで逆襲。延髄斬りを見舞った。イヨはクロスフェースで絞め上げ、ヒザ蹴り、串刺しランニングダブルニーと挽回。ムーンサルトで仕上げを狙ったものの、リヴが両足を突き上げて撃墜。すかさずオブリビオンで突き刺すと、イヨは返せず3カウントが入った。

 イヨがリヴを追い込んだものの敗戦。女子世界王座戴冠はならなかった。試合後、ドミニク・ミステリオ、ラケル・ロドリゲスに称えられながら花道を下がると、リヴの怨敵・リアが登場。リヴもベルトを掲げながら対峙し、両者による王座戦が決定的となった。