電子決済が普及していくと、最後はどうなるのか? 「そうはいっても……」と思って、使わないモノがいっぱい入った財布を持っていないだろうか? abrAsusの『シンプルなカードケース』はもっとも前衛的な『財布』。もしかしたら、これは財布の終着点なのかもしれない。
abrAsus シンプルなカードケース
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『シンプルなカードケース』は、『最後の財布』になるか?
『最後の有人戦闘機』と呼ばれた戦闘機があったことをご存知だろうか?
F-104スターファイターは1950〜70年代に活躍したロッキードの戦闘機で、米国はじめ西側諸国で活躍した。空気抵抗を少なくするために鉛筆のような細い胴体に小さな主翼を持ち『これ以上は、ミサイルになるしかない』ということで『最後の有人戦闘機』と呼ばれた。
ちなみに、日本の自衛隊で使われたのはF-104J栄光と呼ばれ、映画の中でゴジラにバカスカ落されたので、ご記憶の方も多いのでは? 筆者が小学校の時代はまだまだ現役で、小学校のグランドから、高空を飛ぶその細い機体を眺めていたことを覚えている。
それになぞらえて言えば、abrAsusの『シンプルなカードケース』は、さしずめ『最後の財布』と呼ぶべきだろう。
ミニマリストの極み、スマホの電子決済を利用して、内容物を極限まで削ることを前提にすれば、数枚のカードが入ればそれでいいはずだ。
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今、どうしても財布から外せないのは何か?
今、財布に残すべきものは何だろう?
筆者は、日常の支出はApple WatchとiPhoneに仕込んだSuicaとPASMOで賄っている。ポイントが得だとか損だとかを諦めれば、これが支払いが一番速い。何も気にせずスピード重視ということである。細かいことを考えなければ、考え事をしながらでも決済できる。ポイントも大事かもしれないが、実はよく見ると0.5%のポイントのために、大変な手間をかけさせられてることも多い。ならば、小額の決済の時は気にしないことにした方が、スピーディだ。
それがダメなら、同じくApple WatchとiPhoneのQUICPayとiD。PayPay、LINE Pay(もうすぐ終わるけど)、楽天Pay、ファミPayなどにもチャージしてある。
金額が大きい場合にはクレジットカード。通常は、 VISAとJCBを持っていて、海外などではMaster Cardも持って行く。
ここまでやって、どうしても現金でなければそれで支払う。筆者の生活で、現金がどうしても必要になるのは、コインパーキングと、地方の民宿、一部の飲食店ぐらいだろうか? 飲食店で「現金のみ」と言われたら仕方なく払うが、以降は極力その店は避けるようにする(もちろん、特別に美味しい店で、どうしても行きたいような店は別だが)。
現金の出番を極力抑制しておけば、ATMでお金を下ろしてそれを管理する手間がなくなる。落とす心配もない。また、財布の小銭が重かったりもしない。また、支出の記録も自動的に残る。