Location:ロッテアライリゾート
目指すは非圧雪コースの〝ゲレパウ″だ!
スキー場で、圧雪を意図的に入れずに雪を降りっぱなしにして開放しているのが「非圧雪コース」。もちろん降雪後は、非圧雪=パウダー!になるため、近年、多くのスキー場で非圧雪コースがどんどん充実していく傾向は、パウダー好きにとっては嬉しい限り。
雄大なバックカントリーも憧れるけれど、それなりの装備や知識、技術も備えていないと…とまだちょっと敷居が高いと感じるスキーヤー・スノーボーダーも少なくない。そんな意味でも、ゲレンデ内でパウダーがお手軽に満喫できる非圧雪コースほど便利でありがたいものはない。ハイクなし、専門的な装備も不要、安全にラクしてパウダー滑走が楽しめるなんて最高ではないか。そこで、非圧雪コースを多数持っているスキー場をご紹介しよう。
全体のコース構成からどれくらいが非圧雪?
非圧雪ボリュームが大きなスキー場をセレクト
スキー場が公式ホームページなどで示している非圧雪コースの表示や、PR担当者に「ゲレンデ全体のボリュームでどれくらいが非圧雪?」と聞いた情報から、非圧雪ボリュームが大きなスキー場をセレクトしてみた。
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[新潟県]
アライスノーリゾート|ARAI SNOWRESORT 2024年12月14日(土)Open済み!
広大なエリアの内84%が非圧雪!! 圧倒的な積雪量でパウダー遭遇率も群を抜いて高い
ベースから延びる新井ゴンドラの終着点より上のエリアはすべて非圧雪エリア。標高1429mの大毛無山のトップがゲレンデトップで、そこから山頂エリアのパウダーボウルをはじめとして、10もの非圧雪のフリーライディングゾーンでパウダーがめいっぱい滑れる。フリーライディングゾーンのレベル感は、中級 20%、上級 40%、超上級 40%と、さすがに手ごわく、上級レベル以上は、一定の深雪滑走技術や経験が必要だろう。
まさにバックカントリーに出たかのような一枚バーンの開放感あふれる極楽スキーゾーンは、右から滑走距離850mもの「船石」、その右には「ハッピープレイス」と「ベンザク」という2つも並ぶ。沢状の地形がたまらない魅惑の「膳棚ボウル」は最大斜度41度のSteep&Deepだ。
そして、一番ワイドでロングな「大斜面」(膳棚リフト終点から約30分のハイクでアプローチできる)から下へと続く「ワセ」「マムシ」「KG」と3つの非圧雪エリアがあり、ライン取りによっては最長1.5kmのロングパウダーライディングが実現する。
広大なフリーライディングゾーンだが、アライの素晴らしいのは、コースに沿うようにリフトが架かっているため、リフト回しでガンガン効率よく滑れることだ。その上で、この極上パウダーにあやかれるスペシャルなシステムがアライにはある。その名も「ファーストクラスチケット」。これがあれば8時よりファーストクラス専用ゲート(自動改札機)から優先搭乗が可能!! 対象となるのは、 新井ゴンドラ・膳棚リフト・小毛無リフトだ。フリーライディングゾーンに少しでも早くたどり着き、パウダーを満喫するためには、その価値大だ。(一日数量限定販売)
エコノミークラスからファーストクラスへのアップグレードも追加料金で可能だ。(1日につき、19歳以上:2,000円)
パウダー滑走の様子がわかる動画
基本情報
トップ標高 1,280m | 最長滑走 7,000m | 標高差 951m | 最大斜度 46° |
コース数 14本 | リフト 5本 | ゴンドラ 1基 | ロープウェー -本 |
リフト料金 |ハイシーズン 2024年12月14日(土) – 2025年3月23日(日) 予定
ファーストクラス | 9,500円 | 9,000円 | 6,000円 |
エコノミークラス | 7,500円 | 7,000円 | 5,000円 |
◆公式サイト/https://www.lottehotel.com/arai-resort/ja/ski-webzine.html