今回の記事では、2025年(令和7年)の満月と新月の日時や、2025年に12回あるそれぞれの満月の見た目の大きさの違いなどについて紹介しています。

2025年の満月・新月カレンダー

まず、2025年の満月と新月の日付を紹介しましょう。

月相 月日 時刻
1月 満月 1月14日 7時27分
新月 1月29日 21時36分
2月 満月 2月12日 22時53分
新月 2月28日 9時45分
3月 満月 3月14日 15時55分
新月 3月29日 19時58分
4月 満月 4月13日 9時22分 最小の満月
新月 4月28日 4時31分
5月 満月 5月13日 1時56分
新月 5月27日 12時2分
6月 満月 6月11日 16時44分
新月 6月25日 19時32分
7月 満月 7月11日 5時37分
新月 7月25日 4時11分
8月 満月 8月9日 16時55分
新月 8月23日 15時7分
9月 満月 9月8日 3時9分
新月 9月22日 4時54分
10月 満月 10月7日 12時48分
新月 10月21日 21時25分
11月 満月 11月5日 22時19分 最大の満月
新月 11月20日 15時47分
12月 満月 12月5日 8時14分
新月 12月20日 10時43分

月日、時刻は国立天文台令和7年(2025)暦要項より。

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2025年に現れる12回の満月の見た目の違い


Image Credit: NASA’s Scientific Visualization Studio

この画像は、2025年に見られる満月を並べたものです。それぞれの月の見た目の大きさの縮尺は合わせてあります。

地球から月までの距離は一定ではなく変化します。距離の変化に伴って月の見かけの大きさも変わります。また月はほぼ同じ面を地球に向けていますが、常に完全に同じ範囲が見えているわけではなく、見える範囲はわずかに変化します(「秤動」と呼ばれます)。

満月のそれぞれの画像を比べてみると、同じ満月といってもその時によって見かけの大きさや見える範囲など、けっこう違いがあることが分かります。なお2025年で見た目が最も大きくなるのは11月5日の満月です。このように、その年の中で最も大きく見える満月のことを「スーパームーン」と呼ぶことがあります(スーパームーンの定義は決まっておらず、諸説あります)。一方で、2025年で最も小さく見える満月は4月13日の満月です。

月の画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の月探査機ルナー・リコネッサンス・オービターのデータを元に作成されたもので、それぞれの日の月のようすが再現されています。

(参考)過去の月の満ち欠けをNASAのページで見てみよう(2011年以降の1時間ごとの月の満ち欠けを見ることができます。例えば、誰かが生まれた日の生まれた時刻前後の月がどんな形だったのかを知ることができます)

(参照)国立天文台令和7年(2025)暦要項、NASA’s Scientific Visualization Studio