セルティックが2季ぶりの優勝! 前田大然が鮮烈弾、PK戦の末に宿敵レンジャーズとの死闘を制す【スコティッシュリーグ杯決勝】

 現地12月16日に開催されたスコティッシュリーグカップの決勝で、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央の日本人3選手を擁するセルティックは宿敵レンジャーズと対戦した。

 この“オールドファーム”に日本人トリオが揃って先発したセルティックは、5分にピンチを迎える。ロングボールのこぼれ球を拾ったハジにボックス内に侵入されてクロスを上げられたが、GKシュマイケルが防いだ。

 15分には、ディフェンスラインの背後を取った古橋が右足のボレーを放ったが、GKバトランドにキャッチされる。

 その後はボールを握るも、決定機を作れない時間が続いたなか、41分には自陣でテイラーの横パスをカットされてカウンターを受ける。イガマネのシュートはGKシュマイケルがセーブするも、こぼれ球をバイラミに押し込まれて先制点を許した。このまま1点ビハインドで前半を終える。
【動画】セルティック前田大然の鮮烈フィニッシュ!
 迎えた後半、反撃に出るセルティックは55分、右サイドを抜け出したジョンストンの折り返しに古橋が飛び込んだが決め切れない。それでも、このプレーで得たCKのこぼれ球に反応したテイラーのシュートが相手に当たってそのままゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻す。

 さらに60分、相手のバックパスを猛プレスで奪った前田が、絶妙なタッチから左足のシュートを流し込んで勝ち越し弾を挙げる。

 75分、ショートコーナーからディオマンデにボレーを決められて同点弾を奪われる。それでも87分、右サイドを上がってきたエンゲルスのマイナスの折り返しをキューンがダイレクトで押し込んで逆転に成功する。

 しかし、その直後のキックオフの流れからダニーロにヘディングシュートを叩き込まれてまたしても追いつかれた。試合は3-3のまま、延長に入る。

 99分、セルティックは敵陣中央付近でボールを受けた旗手の絶妙なスルーパスを受けたエンゲルスがビッグチャンスを迎えたが、ファーストタッチが流れてシュートを打ち切れない。その後もスコアボードは動かず、120分を終える。

 突入したPK戦では、レンジャーズは4人目のユルマズが失敗したのに対して、セルティックは旗手、前田ら5人全員が成功。死闘を制して2季ぶりの優勝を成し遂げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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