現地時間12月15日に開催されたプレミアリーグ第16節で、５位のマンチェスター・シティと13位のマンチェスター・ユナイテッドが、前者のホームで対戦した。

　大注目のマンチェスターダービーの開始14分、ユナイテッドにいきなりアクシデントが発生。マウントが負傷交代を余儀なくされ、急遽19歳のメイヌーがピッチに入る。

　すると、26分にメイヌーも絡んだ攻撃から、ディアロがGKエデルソンと１対１の決定機を迎える。しかし、シュートを外してしまったうえ、遅れてオフサイドの笛が鳴る。

　迎えた36分、ついにスコアが動く。ショートコーナーからデ・ブライネが、ブロックに入ったディアロの足に当てながらもクロスを送り込むと、グバルディオルがヘッドで叩き込み、シティが先制に成功する。

　直近10試合でわずか１勝のシティはさらに45＋４分、フォーデンが鋭いキックフェイントで相手をかわしてから、得意の左足を振り抜くも、惜しくも枠の左に外れる。
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　０－２で折り返したユナイテッドは、62分にディアロが巧みにヘディングシュートをホール隅に飛ばすが、エデルソンの好守に阻まれる。74分にブルーノ・フェルナンデスが抜け出して放ったシュートも枠を捉えきれない。

　それでも88分、ディアロがペナルティエリア内でヌネスのファウルを誘い、PKを獲得。B・フェルナンデスがきっちり決め、土壇場で同点に追いつく。勢いに乗るユナイテッドはなんと直後の90分にもディアロがゴール。一気に勝ち越しに成功する。

　結局、２－１でタイムアップ。アモリム新監督が就任したユナイテッドが、グアルディオラ監督のもと巻き返しを期す宿敵を劇的な形で下した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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