アプローチのミスを防ぐ“3つの必殺技”!熟練コーチが解説

アプローチのミスはいろいろあるが、「大半はチャックリですよ」というのは、熟練コーチでアイデアマンの上田栄民。チャックリとはアプローチの大ダフリのことだが、「ちゃんと打てるかなぁ」「ピンに寄るかなぁ」など不安になったときに出やすいそうです。

ならば、そんな気持ちがなくなり、寄る自信がつくベテランのワザをレクチャーします! チャックリしそう……と思ったらすぐ試してみましょう!

アマチュアのアプローチのミスは7~8割がチャックリ!

ボールにきちんとコンタクトしようとして、上から打ち込んだりすくい上げたりするとボールの手前を打ってチャックリしてしまう。アマチュアのアプローチのミスは約8割がこれ!

ヘッドが地面に刺さって大ダフリするか、ソールが跳ねてトップすることもある。

チャックリ防止の決めワザ1「超短尺ショット」

チャックリ防止の決めワザ2「ヒール浮かせのパット打ち」

チャックリ防止の決めワザ3「フォワードスタンス打ち」

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ボールを低く転がしたい場面でとくに有効!


パット感覚で打てば大きなミスは出ません!

ボールがグリーンエッジの近くに止まりライは平坦。距離も短い。なのにチャックリするときがありますよね。こうした場面ではボールを低く転がして寄せるのが簡単確実な寄せ方ですが、チャックリする人はついつい手首をこねてしまうのが悪いクセ。そんなときに役立つ決めワザが「ヒール浮かせのパット打ち」です。

クラブはPWかAW、9番アイアンでもいいでしょう。通常の構えよりもボールの近くに立ち、手元を浮かせてクラブを吊り上げるハンドアップで構えます。グリップはパターを持つときと同じように握り、手首を固定したままパット感覚でスイングする。ヒール側を少し浮かせて払い打てば、ヘッドは絶対に地面に刺さりません。

グリップは通常の握り方でもいいが、パターのように振りたいので、パットと同じグリップがオススメ。

普段よりボールに近づいて、手元を軽く浮かせるハンドアップで構える。

ソールのヒール側を少し浮かせると、チャックリの心配がなくなる。

両腕とクラブで大文字のYを作る。スイングはパット感覚。インパクトでも手首の角度が変わらないので、払い打ちでボールを正確にヒットできる。