本田圭佑が日本代表でベンチ外が続く盟友・長友佑都にエール「試合に出られない悔しさはあると思いますけど…」

 本田圭佑が盟友・長友佑都にエールを送った。

 本田は12月15日、ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた元日本代表の松井大輔の引退試合に参加。松井と日本代表でともにプレーしたメンバーで構成された「JAPAN DREAMS」の一員として先発すると、代名詞の無回転シュートでゴールを狙えば、40分と45+1分にネットを揺らし、2得点をマーク。

 後半はピッチに立つことはなかった本田だが、場外ゲストとして招かれた解説ブースでは、前半にプレーしたとは思えないビシっと決めたスーツ姿で登場。試合中に小野伸二から「今日はお前の日じゃない」と言われたことなどを明かし、会場を大いに盛り上げた。
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 現在38歳の本田は、2022年1月にスードゥバ(リトアニア)を退団して以降、無所属が続く。今年は8月と10月にパロFC(ブータン)と、それぞれ1試合限定契約を交わして公式戦に出ているが、今もフリーの状態だ。しかし本田は、記者から自身の去就を訊かれると「特に引退するつもりはない」とキッパリ。現役続行へ意欲を示した。

 また、同じ1986年生まれで、今年3月に代表復帰してから継続して招集されているものの、北中米ワールドカップのアジア最終予選ではベンチ外が続く長友に対して、本田は次のようにエールを送った。

「歳を取ってきたという意味で必然だと思いますし、佑都のワールドカップにもう一度出たいっていう気持ちも伝わってくる。試合に出られない悔しさはあると思いますけど、何としてでもワールドカップではポジションを掴むんだろうなと感じています」

 来季はともに39歳を迎える本田と長友の、さらなる奮闘に注目したい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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