SDFキャピタル株式会社が運営するスタートアップ・デットファンドは、ハイエンドな別荘を提供するNOT A HOTEL株式会社に融資を行ったことを発表した。
スタートアップ・デットファンドがNOT A HOTELに対し融資実行
SDFキャピタル株式会社が提供するスタートアップ・デットファンドは、スタートアップのみを対象にした独立系のデットファンドという点において、日本初のファンド。
「スタートアップの資金調達に多様な選択肢を」をミッションに、既存のスタートアップエコシステムではリーチできなかった資金調達需要に対応しスタートアップの成⾧や発展に貢献している。
この度スタートアップ・デットファンドは「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性と、IoTなどのテクノロジーによる快適性を両立した、ハイエンドな別荘を提供しているNOT A HOTELへ融資を実施したことを発表した。
NOT A HOTELは自分が購入した物件だけでなく、全国の他の拠点の「NOT A HOTEL」も相互に利用できるネットワーク性が特徴の別荘。自宅や別荘のように資産として保有でき、ライフスタイルに合わせて必要な分だけ最小毎年10泊単位からシェア購入が可能。
そのため、購入した中で使わない日はホテルとして貸し出すこともできる。
NOT A HOTEL社は2020年の創業から4年で9拠点の販売開始・開業を実現し、2024年12月時点で累計契約高314億円、オーナー数692名を達成し、着実な成⾧を遂げているほか、今後も新規拠点開発により更なる成⾧が見込まれることから、今回の融資実行に至ったと説明した。
各社コメント
NOT A HOTEL株式会社 代表取締役 CEOの濵渦伸次氏は、
「NOT A HOTELが目指す未来に対し、SDFキャピタル株式会社様から多大なるご理解とご期待を賜り、このたびご支援いただけることとなり、心より感謝申し上げます。本融資は、私たちが推進する新規プロジェクト開発における重要な原動力となります。今後さらに多くの拠点で、NOT A HOTELならではの新しい宿泊体験をお届けし、国内外における成⾧を一層加速させてまいります。」
とコメント。
SDFキャピタル株式会社 代表取締役/共同創業者の福田拓実氏は、
「この度はNOT A HOTEL様のような先進的かつ、独自のブランドを築かれている優れたスタートアップに対してデットファイナンスを実行する機会をいただき、非常に嬉しく思っております。さらに、ファイナンスを通じてNOT A HOTEL様の新規拠点開発を支援することで、地域観光や経済活性の一助となれば幸いです。今後も、NOT A HOTEL社のように優れたスタートアップへデットによる資金提供を加速させていく所存です。」
と語った。
融資を受けたいと考えているスタートアップ企業の創業者の方は、スタートアップ・デットファンドに問い合わせてみてはいいかがだろうか。
スタートアップ・デットファンド概要
【1号ファンド概要】
●スタートアップ・デットファンド1号投資事業有限責任組合
ファンド総額:42億円
投資対象:国内のアーリー~ミドル~レイター中心のスタートアップ
無限責任組合員:SDFキャピタル株式会社
【EXファンド概要】
●スタートアップ・デットファンドエクステンション投資事業有限責任組合
ファンド総額:20億円
投資対象:国内のアーリー~ミドル~レイター中心のスタートアップ
無限責任組合員:SDFキャピタル株式会社
問い合わせ:info@sdfcap.jp
SDFキャピタル:https://www.sdf-capital.com/