東野登山隊が“ロングトレイル”初挑戦! ぜんぜん楽勝じゃない道程に「寛平師匠はもっとアースマラソンの話をしたほうがいい」

登山ブームまであと一歩?

――東野登山隊は今後、どんな活動をしていきますか?

東野 行きたいところはいっぱいあるんですよ。四国にも行きたいし、(北アルプスの)西穂高岳も挑戦したいし、北海道、九州も行きたい。なんだったらエベレストの入り口ぐらいまで行きたいですね。標高4000メートルくらいのところまで。

庄司 行きたいですね。

東野 旗がいっぱい立っているところがあるじゃないですか。あそこで記念写真だけ撮って帰りたいですよね。

――今後は登山とトレイル、どちらをメインに取り組む予定ですか?

庄司 どちらもうまく両立していけたらいいですよね。まったく体力の消耗の仕方が違いましたし。登山をいっぱいやっているからって、ロングトレイルが得意という感じでもないので、両方攻めていきたいと思います。

東野 トレイルもまた行きたいとは思いましたね。北海道とかを、季節のいいときに歩いてみたいなと思いました。

それと、僕はいま、テレビ東京のドラマ『下山メシ』が大好きで、登山ブームは(主演の)志田(未来)さんの演技力にかかっていると思っています。あのドラマが“第2の『孤独のグルメ』”みたいになって、志田さんのおかげで空前の登山ブームが訪れたときに、ロングトレイルもものすごいことになっていきますから。青山や表参道で働いている人たちが、急に歩き出すと思います(笑)。本当にあと一歩だと思うので、登山ブームが来てほしいと思いますね。

――それでは最後に読者に向けて、今回の特別編のアピールをお願いします!

東野 1年に1回やっている東野登山隊、今回は初のロングトレイルでございます。新潟県の糸魚川から長野県の松本まで、当時、塩を運んだ歩荷さんと同じルートを120キロ、僕、庄司くん、天津・木村くんの3人でタスキをつなぎながらゴールを目指しました。ぜひ見てほしいのと、見たあとで皆さん、「自分もちょっと歩いてみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。

庄司 いつもの東野登山隊のようなワチャワチャ感もありますし、東野さんのひと言から急展開が生まれる場面もあります。いつもと違い、1人ひとりが黙々と歩いていく姿も見どころだと思いますので、ぜひ楽しんで見てください!