お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、22日放送の『M-1グランプリ2024』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の審査員に選ばれたことが15日の事前番組『M-1グランプリ20回記念俺たちだって面白い!1万組のエントリー物語』(同系)で発表された。
若林の“過去の発言”を受け、胸が熱くなるファンの声が多く寄せられている。
■「まだネタやりたい」
話題を呼んだのは、オードリーがMCを務める『あちこちオードリー』(テレビ東京系)での一幕。昨年12月31日放送の「新春ノーカットSP」の回で『M-1グランプリ』について話す中で、伊集院光から「(審査員として)依頼されたらどうする?」と質問された若林は、「僕はできないかもしれないですね」と答えた。
続けて、「まだネタやりたいんで。審査員やってても許されるネタのタイプの人と、許されないタイプのネタがあると思ってて、オードリーは許されないタイプのネタだと僕は思ってて」と述べ、「こんなやつ(胸を張る春日俊彰)横にいてさ、人のこと審査してる場合じゃないだろ! なんだそれっていう」とツッコミを入れ、「一番恥ずかしいのが正統派タイプに高得点を入れる」と笑いを誘った。
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■サンドウィッチマン回でも…
さらに、5月8日のサンドウィッチマンが出演した回でも、「審査員きたらやる?」という富澤たけしからの質問に、若林は悩みながら「そこはできないかもなって思ってますね」とコメント。
伊達みきおは「若手は多分、若林くんに面白いと思われたい人多い」と言い、若林は「そうですかね〜。今はもうないと思いますけどね〜」と答えていた。
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■「胸熱」展開が話題に
こうした経緯があったからか、若林の審査員決定にはお笑いファンやオードリーファンからも「意外」の声が上がった。
ネット上では「審査が楽しみ」「審査の仕方も見どころ」との声や、「どれだけの覚悟があったことか」「目頭が熱くなった」「本当に胸熱」「衝撃すぎる」との声も。他にも、2008年の『M-1グランプリ』ファイナルステージで戦ったオードリー、NON STYLE、ナイツが今年の審査員を務めることに「エモい」との声もあがっている。
(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)