16日放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、結(橋本環奈)が社員食堂の責任者・立川(三宅弘城)へメニューの再考を提案。そのタイミングに視聴者からツッコミの声が上がっている。

■入社早々責任者に“提案”する結

星河電器の社員食堂に勤務し始めるも、初っ端から「うちに栄養士なんか要らん」と言われてしまった結。

栄養士らしい仕事もできないまま雑用ばかりを任され1週間が経過した頃、社食を残している女性社員から「量が多い」「味付けも濃い」など理由を聞き出した結は、立川に意見を述べる。

「あの量でええねん。野球部のためや」と言い放つ立川に、結は塩分の多さや飽和脂肪酸の多いラードの多用など栄養面の観点から「このままでは野球部のためにもならないと思うんです。メニューを一から見直してみませんか?」と提案するも、「ほな俺辞めるわ!」「なんでこんな小娘に俺がやってきたこと否定されなアカンねや!」と立川は出ていこうとしてしまう。

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■時期尚早だった?

結局その場は谷岡総務部長が収めたが、帰宅した結はぐったり。

「入社してまだ1週間やろ? 意見すんの早すぎたんちゃうか?」「新人なんやから、立川さんの言うこと、慣れるまで聞いとき」と父・聖人(北村有起哉)は助言するが、「気にしないで、どんどん思ったことぶつけな」という母・愛子(麻生久美子)。真逆の意見に困惑する結だった。

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■「早かったよな」

これに視聴者からは、聖人の“時期尚早”という意見に賛成の声が。

「結も実際食べてみて褒めてから話を切り出すとか話し方を工夫したんだろうけどね。確かに聖人さんの言う通り早かったよな」「もう少し黙って働いてみて現場のパワーバランスを見てからのほうが良かったね」「こういう『俺がこの社食支えて来たんだ』的な人プライド高くて大変だけど…立川さんに習ってコツコツ仕事して機が熟したタイミングで言うんだ、結」などのコメントが寄せられた。

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■立川の“直前のボヤき”に注目も

そんななか、「あー、阪神負けた日にか…」「阪神負けた日にそれはアカン」「ダメー!! この人に阪神が負けたときに話しかけるの危険〜!!」との指摘も。

じつは結が立川に意見する直前、立川は「また負けたわ、阪神。元気なん金本だけやで」とボヤいており、「阪神が勝った翌日にしてたら立川ももっとマイルドな対応になってたんじゃないかと…」という見方をする人もいるようだ。

また、「“巨人に行った裏切り者が推奨した栄養士”だから余計に気に食わないんだろ」「立川さんの懐に入るならまずは阪神の話題から入ろう? 毎日ナイターを見るところからや」「結はまず阪神ファンになれ」などと立川の攻略方法についてアドバイスの声も上がっている。

(文/Sirabee 編集部・今井のか