「ひとりでも多くの人に観ていただきたい」
Ⓒ2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会
そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤に。最後に立川監督が「ほとばしる役者魂、芸人という生きざま。そしてそれを取り巻く大きな愛に触れられて、僕はしあわせでした。この映画がどんどん観ていただけるように願うばかりです」と語ると、駒木根も「本当に楽しく撮影をさせていただいたんですが、本日このような日を迎えられてうれしいです。映画は皆さんの応援、口コミでどんどん広がっていくものなので。映画の中でもくすぶっておりますが、今でもくすぶっている俳優陣が大宮セブンを演じておりますので。それには吉田さんも大きくうなずいておりますが、ひとりでも多くの人に観ていただきたいので。応援よろしくお願いします!」とメッセージ。
そして和田が「本当に駒木根君も言いましたけど、われわれ出演する役者たちも、まだまだくすぶっている役者ばかりで。この映画は俺たちの『くすぶりの狂騒曲』でもあるんです。大宮セブンメンバーを演じた役者の名前も覚えていただきたいなと思いますし、この作品が面白かったと思っていただけたら、SNSなどで広めたり、レビューサイトなどで点数を高めにつけていただけると、われわれも一番うれしいことなので。ここからは皆さんに手渡した状態なので。これから映画を育てるのは皆さんなので、よろしくお願いします」と呼びかけると、最後に「以上、山﨑賢人でした」と付け加えて会場を大いに盛り上げ、イベントは終了しました。
(広告の後にも続きます)
ストーリー
「大宮セブン」が活動する大宮ラクーンよしもと劇場は少ない客、会社からの非難や悪口などなどお世辞にもその扱いは良いものとは言えなかった。追い打ちをかけるようにコロナ禍により劇場などの活動が停止し、収入低下などにより彼らの不安や状況は悪化の一過を辿っていた。
そんな中、「大宮セブン」メンバーの「すゑひろがりず」がM-1グランプリで決勝進出をはたし、YouTubeでの活動から人気を得て大宮セブンの活動にも変化の兆しが見え始める。さらに続くようにR-1でのマヂカルラブリー野田の優勝、M-1グランプリでマジカルラブリーが優勝を果たし一気に大宮に注目が集まる。メンバーも各賞レースで結果を残し、大宮セブンの躍進が始まる。
しかし初期メンバーであるタモンズは仲間の活躍を横目に、飛躍のきっかけを掴めないまま、手掛かりを掴もうともがき苦しんでいた。現状を打開するためにコンビ名を改名したり、果てには新たにメンバーを追加してトリオになろうとしたり、明確な指針もないまま迷走を始める。そんな彼らの様子を間近で見ていた大宮セブンのメンバーは夜中に相談に乗ったり、自身の問題と重ねたりしながらタモンズを何とか支えるのであった。
メンバー間の友情、応援などを経てタモンズは芸人を目指した時の純粋な気持ちを思い出し、ラストイヤーのM-1へ最後の挑戦に挑みました。
【実在するお笑い芸人「タモンズ」、【大宮セブン】について】
ツッコミ担当の大波康平とボケ担当の安部浩章によるお笑いコンビ。2006年結成され、現在も吉本興業に所属。埼玉県さいたま市大宮区にある大宮ラクーンよしもと劇場を主な活動拠点としている吉本興業所属のお笑い芸人によるユニット・大宮セブンの初期からのメンバー。現在の大宮セブンのメンバーはタモンズ、囲碁将棋、マヂカルラブリー、GAG、すゑひろがりず、ジェラードンなどで構成される。
※実在する大宮セブンは、映画本編には登場しません。
イベント概要
映画『くすぶりの狂騒曲』公開記念舞台挨拶
日時:12月14日(土)11:05~11:35 ※上映後舞台挨拶
会場:新宿バルト9 スクリーン9
(東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル13階)
登壇者(敬称略):和田正人、駒木根隆介、大波康平(タモンズ)、安部浩章(タモンズ)、辻凪子、河口恭吾、立川晋輔 監督、文田大介・根建太一(囲碁将棋)、SJ・福井俊太郎・安田ファニー(GAG)、アタック西本・かみちぃ(ジェラードン)、南條庄助(すゑひろがりず)、村上(マヂカルラブリー)、吉田壮辰(マヂカルラブリー・村上役)
司会:八雲ふみね
作品概要
映画『くすぶりの狂騒曲』
公開日:2024年12月13日(金)
■キャスト
和田正人 駒木根隆介
辻凪子 土屋佑壱 永瀬未留 / 徳井義実(チュートリアル) 岡田義徳ほか
■スタッフ
監督:立川晋輔
脚本:中村元樹
配給:イオンエンターテイメント 吉本興業
製作:NTTドコモ・スタジオ&ライブ 吉本興業 テレビ埼玉 the ROOM
Ⓒ2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会
2024年12月13日(金)より新宿バルト9、イオンシネマほか全国ロードショー