三菱東京UFJ銀行の半沢淳一頭取が16日、元行員が貸金庫から十数億円分の顧客の資産を盗んだ問題をめぐり、謝罪した。
■「半沢頭取」トレンド入り
これを受け、人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)を思い出す人も多く、X上では「半沢頭取」がトレンド入りした。
俳優の堺雅人が銀行員の主人公・半沢直樹を演じた同作。バブル期に東京中央銀行に入行した半沢が、銀行の内外に現れる敵と戦い、組織と格闘していく様子を描いている。
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■「名前まじか笑」「土下座してそう」
「やられたらやり返す。倍返しだ!」というセリフや土下座シーンは、視聴者に強烈なインパクトを与えた。
それだけに、今回の問題には「謝罪も土下座してそうです!」「半沢って名前のせいで、被害者には倍返しチャンスが発生する可能性を感じてしまう」「頭取の名前まじか笑 ついに半沢直樹も頭取になったか~」「半沢はパワーネームすぎる笑」「字面が強い」と反響が集まっている。
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■過去に“モデル説”否定
また、半沢頭取をめぐり「半沢直樹のモデルの人らしいです」との声もあるが、これについては原作者の池井戸潤氏が否定している。
20年12月23日、事務所のXを通じて「【池井戸潤よりコメントです/半沢直樹のモデルについて(1)】三菱UFJ銀行の半沢淳一新頭取は、同期入行ではあるものの、ほとんど面識のない方です。ご本人も否定されていますが、半沢直樹のモデルではありません。また他にも半沢直樹のモデルだという方がいらっしゃるようですが、すべて違います」とコメントしている。
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■半沢氏とは同期入行も…
【#池井戸潤よりコメントです/#半沢直樹のモデルについて①】三菱UFJ銀行の半沢淳一新頭取は、同期入行ではあるものの、ほとんど面識のない方です。ご本人も否定されていますが、半沢直樹のモデルではありません。また他にも半沢直樹のモデルだという方がいらっしゃるようですが、すべて違います。
— 池井戸潤の事務所です【公式】 (@officeikeido) December 23, 2020
(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)