神戸大学卒の“高学歴芸人”として知られるネイビーズアフロ・みながわによる初の著書『誹謗中傷対策講座~どんな悪口も一瞬でポジティブ変換!』(飛鳥新社)が刊行されました。11月30日(土)には、ジュンク堂書店大阪本店で「トークショー&サイン本お渡し会」を開催。事前申込みで招待された50人の購入者を前に本の見どころを話したほか、質問にも答えました。
出典: FANY マガジン
気象予報士として天気の質問にも回答
みながわは、社会問題化している“誹謗中傷”への対処法をTikTok動画「#誹謗中傷対策講座」として配信しています。「『しね』と言われたら」「『どっかいけ』と言われたら」といった動画が多くの注目を集め、今回の書籍化につながりました。
本書には、暴言を言われたときの対処法だけでなく、「飲み会に呼ばれなかったとき」「まわりの人が完璧に見えてしまうとき」など、心が折れそうなあらゆるシチュエーションを笑い飛ばす方法も掲載。超短編小説「なぜ彼は誹謗中傷してしまうのか」も収録されていて、笑い飯・哲夫が「これは時間の無駄だ。無駄から知性と慈悲が生まれる嫌な本だ」と“推薦“する注目の1冊です。
出典: FANY マガジン
大きな拍手に迎えられて登場したみながわは、初めてのトークショーに少し緊張気味の様子。先日、気象予報士試験に合格したばかりとあって、まずは「みなさんの天気の疑問にすべてお答えします!」とスタートしました。
来場者からの「雲が流れるスピードが速いのはなぜ?」「最近、寒暖差が激しいのはなぜ?」といった質問に、わかりやすく回答。来場者は、ためになる天気の話に聞き入ります。
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“のれんの法則”で誹謗中傷をかわす
続いて、本書のテーマである“誹謗中傷”に関する話題へ。みながわが「SNSを利用している人は?」と質問すると、来場者のほとんどが手を挙げ、なかには「誹謗中傷を受けたことがある」という人もいました。
みながわは、誹謗中傷への対処法として、本書の導入にもある“のれんの法則”を引用しながら自身の経験を語ります。出演したロケ番組について「ヘタクソ」とDM(ダイレクトメッセージ)で暴言が送られてきたときに、みながわがとった方法は長文の返信。みながわが、実際に相手に返信したという文章を読み上げます。
出典: FANY マガジン
4文字の暴言に対して、「〇〇様のお言葉が成長の糧となりました~」といった1000文字を超える長文を、たった5分で返信したと明かすと会場からどよめきが……! 相手は恐怖心を抱いたのか、最終的に謝罪の返信が来たとのこと。「反論」や「無視」「ブロック」といった強硬な手段ではなく、“のれんに腕押し”のようなマインドでの対応をアドバイスしました。
披露した長文は、プリントしてサインを入れ、来場者全員にプレゼント。「何かあったら名前の部分を変えて使ってください」と呼びかけました。