本木雅弘、松田龍平ら豪華キャスト一挙解禁!Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」メイン予告映像&スペシャルアートも

向田邦子の代表作を是枝裕和の監督、脚色によってリメイクするNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」が2025年1月9日(木)より配信される。このたび、本作のメイン予告、スペシャルアート、追加キャストが一斉解禁となった。


【写真を見る】宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずら演じる四姉妹をとらえたスペシャルアート / 2025年1月9日(木)よりNetflixにて世界独占配信 (全7話(一挙配信))
数々の名作ドラマを執筆し、日本のホームドラマの礎を築いた脚本家、向田の最高傑作として名高いドラマシリーズ「阿修羅のごとく」をリメイクした本作。かつて新人時代に向田とともに仕事をしたプロデューサーの八木康夫が企画し、向田を尊敬し一番影響を受けたと公言してきた是枝が監督、脚色、編集を担当する。物語の中心となる四姉妹を演じるのは、宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず。日本を代表する超豪華俳優、スタッフ陣により、現代版ホームドラマとしてふさわしい新たな「阿修羅のごとく」が誕生した。

先日行われた完成報告会では、本作の八木プロデューサーと四姉妹を演じた宮沢、尾野、蒼井、広瀬が登壇。止まらないトークと笑いに収拾がつかないほど、劇中で彼女たちが演じる四姉妹さながらの仲の良さを見せた。長女を演じた宮沢は「実の妹ができたような気持ち」と明かし、三女を演じた蒼井も「ずっと続いてほしかった。まだ夢のなかにいたい気分」とコメントした。四女を演じた広瀬は「愛おしく宝物な作品。笑いすぎて痩せました(笑)」と続け、次女を演じた尾野も「自分で言うのもなんですが、最高の作品」と断言するほどに、この唯一無二の四姉妹だからこそなし得た作品の完成に自信を覗かせた。

今回、さらに日本を代表する超豪華実力派俳優陣が追加キャストとして発表に。四姉妹の父、恒太郎に國村隼、母のふじに松坂慶子が扮するほか、尾野演じる次女、巻子の夫である鷹男を本木雅弘、蒼井演じる三女である滝子に恋心を抱く興信所の調査員の勝又を松田龍平が演じる。また、広瀬すず演じる四女の咲子と交際するボクサー、陣内を藤原季節、宮沢りえ演じる長女、綱子と逢瀬を重ねる料亭の主人である貞治を内野聖陽が演じるなど、四姉妹に負けず劣らず、錚々たる面々が決定。さらに、咲子の恋人である陣内の母親役を高畑淳子、綱子の愛人の貞治の妻役を夏川結衣、父の恒太郎の愛人役を戸田菜穂、巻子が夫、鷹男の愛人だと疑う鷹男の部下役を瀧内公美、そんな巻子と鷹男の2人の子ども役を城桧吏、野内まるが担当。彼らと四姉妹が魅せる化学反応にますます期待が膨らむ。

そして、そんな贅沢な顔ぶれが一堂に会するメイン予告もあわせて解禁。年老いた父の愛人問題をきっかけに、恋愛観も違えば生き方もそれぞれに違う四姉妹は対立し感情をぶつけあうことに。次第に彼女たちを取り巻く日常は大きく揺らぎ、それぞれが抱える葛藤や秘密をあらわにしていく。長女の綱子は愛人とのうしろめたい関係、次女の巻子は夫の不倫、三女の滝子は恋愛にいまいち踏み込めず、四女の咲子は姉たちへの劣等感を抱えていることが示唆されている。

さらには、濃厚な予告映像とあわせ、本作の撮影を務めた写真家、瀧本幹也による四姉妹のスペシャルアートも公開された。現代版ホームドラマを象徴するかのような印象的なデザインとなっており、改めてこの作品でしか実現し得ない彼女たち四姉妹の圧倒的存在感を堪能できる1枚だ。

幸せそうに見えた四姉妹に、突如訪れた家族の不穏。阿修羅のように、ときに争い、ときに笑う四姉妹に待ち受ける運命とは?それぞれが、本当の幸せに向き合っていく現代版ホームドラマに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ