お笑いコンビ・TKOの木下隆行(52歳)が、12月15日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。個人情報や預金残高を伝えてしまった「なりすまし警察官詐欺」の“その後”を語った。
番組はこの日、警察官を騙る詐欺の電話が県内で急増しているとして、岩手県警が注意を呼び掛けていることを紹介。岩手県内では、ビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せた上で、口座情報などを尋ねて金銭を要求する特殊詐欺の予兆電話が11月だけで350件を認知し、前月と比べて急増している。
この「なりすまし警察官詐欺」については、TKO・木下隆行も「なりすまし警察官」の被害を告白し、同番組でも被害の全貌を語っていたが、今回、“被害のその後”を明かした。
木下は、今年10月に「石川県警」を騙る男からの電話に応じ、フルネーム、家族構成、住所などの個人情報のほか、口座のある銀行名や預金残高を伝えてしまっていた。現状について、木下は「捜査の進展はないです。僕の住所を伝えてしまっているので、自宅の見回りを強化してもらっている」と告白。
また、被害を赤裸々に明かした反響について、「『私も同じ被害に遭いました』というダイレクトメッセージを多数もらった。結構多いねんな…と思う」と語り、「最近の手口では、銀行の支店長から『口座の暗証番号を教えてください』というものもあるみたい。詐欺師はどんどんパターンを変えてきているので、気を付けていただきたい」と視聴者に伝えた。