ニコン、「Z9」用ファームウェアVer.5.10公開。動画撮影時のシャッターアングルを5.6°~360°の角度から15段階で設定可能な「シャッターモード」を追加

ニコンは、フラッグシップモデルのフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z9」のファームウェアVer.5.10を公開した。

「Z9」用ファームウェアVer.5.10では、本格的な動画撮影へのニーズに応える機能を追加している。新たに「シャッターモード」を追加し、動画撮影時のシャッターアングルを5.6°~360°の角度から15段階で設定可能に対応した。これにより、フレームレートの変更に合わせて毎回シャッタースピードの値を設定する必要がなくなり、常に使用したいフレームレートに対して最適なモーションブラーを得ることができるようになる。

さらに動画ユーザーの使いやすさを追求し、ゼブラ表示の色変更ができるようになったほか、ヒストグラムやウェーブフォームモニターといった輝度情報表示の透明度や表示位置を大きさと併せてカスタマイズが可能。コントラストが強いシーンなどでも適切な露出を確認しながら撮影できるようになる。