工作クリエイターである、つくるさんに2年前にバズった『PSYCHO-PASS』ドミネーターの投稿について、改めてお話を聞きました。
ダンボールで作られた『PSYCHO-PASS』のドミネーター(つくるさん提供)
【動画】え、変形するの? こちらが段ボールで作られた”動く”ドミネーターです
2年前のバズった当時を振り返る
2年前、2022年8月に、つくるさん(@Tsu_ku_ru_san)による「ダンボール工作」で作られた『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の「ドミネーター」の動画がTwitter上で公開され、多くの注目を集めました。マンガやアニメ、ゲームの世界からそのまま飛び出してきたような精巧な作りに多くの人が感嘆の声をもらしており、ドミネーターの投稿には23万件を超えるいいねがつきました。
それ以降も『ポケットモンスター』のモンスターボールや、『名探偵コナン』の腕時計型麻酔銃、『鬼滅の刃』の主人公である「竈門炭治郎」の日輪刀などを作成、投稿したびたび注目を集めています。
つくるさんは「なにか作家性のあることをしたい」と思い立ち、会社の倉庫で廃棄されていたダンボールを使って制作を始めました。誰でも作れるような再現性とリアリティを大事にして創作活動を続け、いまではウッドパズルによる工作キットがAmazonサイトで販売されるほど人気を博しています。
当時の様子を改めて、つくるさんにお聞きしました。
ーー「『PSYCHO-PASS』ドミネーター」の投稿がバズった際の、当時の心境を覚えていますか?
設計に苦労したので、多くの反響をいただけて安心しました。『PSYCHO-PASS』で「狡噛慎也」を演じられた声優の関智一さんもいいねをくださったのが大変うれしかったです。
ーー数年間、ダンボール工作を続けたなかで、最も難しいと感じた作品はありますか?
大きい作品は制作も撮影も大変なので、乗り物系は特に大変です。(Dホイールやマスターバイク、FF7のフェンリル、ミライドンなど)分割して運搬できるようには設計していますが、重量もあるので腰を痛めたりしました。