ソネットテクノロジー、新型Mac mini対応のプロ仕様マウントソリューション3種を発表

ソネットテクノロジー社は、M4およびM4 Pro Mac miniコンピュータ向けにカスタム設計されたマウントソリューションとして、RackMac mini(2024+)、DuoModo Mac mini Module(2024+)、およびMacCuff mini(2024+)のプレビューを公開した。それぞれの発売予定は以下の通り。

  • RackMac mini(2024+)ラックマウントエンクロージャ:2025年第1四半期
  • DuoModo Mac mini(2024+)モジュール:2025年第1四半期~第2四半期
  • MacCuff mini(2024+)取り付けブラケット:2025年1月に出荷予定

特長

RackMac mini(2024+)ラックマウントエンクロージャは、奥行き13.97cm(5.5インチ)、2Uラックスペースに1台、2台、または3台のMac miniコンピュータを並べて固定する。

DuoModo Mac miniモジュール(2024+)は、DuoModoラックマウントエンクロージャの2基または3基のカードスロットを備えたThunderboltからPCIeカード拡張システムの隣に、1台または2台のMac miniコンピュータをマウントする。

MacCuff mini(2024+)取り付けブラケットは、ロックバー付きでMac miniをデスクの下、壁、またはモニターの背面に固定する。

コンパクトサイズと優れたパフォーマンスで定評のあるMac miniコンピュータは、ホームオフィスや学校、そしてオーディオやビデオのプロフェッショナルな編集現場において欠かせないシステムだ。しかし、小型ゆえに機器ラックに安全に収納することが難しく、デスク上に置いたままだと盗難のリスクが高い。

このような課題に対し、ソネットの新しいMac miniマウントソリューションは、コンピュータのエアフローを適切にコントロールし、電源ボタンの操作を容易にするデザインで、安全にマウントすることを可能にしている。

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性能

RackMac mini(2024+)

頑丈なスチール製で、ラック内の熱い空気の流れを遮断することなくMac miniコンピュータをしっかりと保持し、ラック内でも机の上と同じくらい涼しい状態を保つことができる。ラックに設置されたコンピュータ用に個別の電源ボタンが設けられており、ラック内から電源のON/OFFが可能だ。

さらに、エンクロージャは前面ポートと背面ポートへのアクセスがオープンで、各コンピュータの下にはThunderboltまたはUSB SSDを収納できるスペースが設けられている。また、輸送中にコンピュータを定位置に固定するゴム製クッションを採用しているため、フライラックなど移動時にも最適だとしている。

DuoModo Mac miniモジュール(2024+)

1台または2台のMac miniコンピュータをSonnet Echo IIDV(スロット2基)またはEcho III(スロット3基)Thunderbolt-to-PCIeカード拡張システムと同じ2Uラックマウントエンクロージャに統合することができる。これにより、ユーザーはThunderboltケーブルを介してプロ仕様のPCIeカードをコンピュータに接続できる。

また、1台のMac miniをEcho IIIシステムに統合して複数のPCIeカードをサポートすることや、2台のMac miniをEcho IIDVシステムに取り付け、個別にPCIeカードに接続することも可能だ。輸送時の安定性を高めるため、ゴム製クッションを採用している。

MacCuff mini(2024+)

厚みのある重厚なスチール製で、追加のVESA 75または100取り付け穴を使ってMac miniをデスクやテーブル、壁、モニターの背面に固定できる。コンピュータの前面および背面ポート、電源ボタンにも自由にアクセス可能だ。さらに、ロックバーを取り付けることで盗難を防止でき、南京錠(別売り)を用いてブラケットに固定することもできる。

詳細情報や発売時期は、登録すると通知がある。