アクセサリー部門発表。進化した映像伝送システムや三脚に注目  Vol.04 [PRONEWS AWARD 2024]

ATOMOS Ninja Phone

希望小売価格:税込81,400円


Ninja Phoneは、iPhone 15 ProまたはiPhone 15 Pro Max用に設計されたレコーダー兼モニターだ。HDMI出力をカメラからProResまたはH.265で記録できる。魅力はなんといっても、10ビットで記録できるところとピーク輝度1600nitsのiPhoneのモニターで映像を確認できるところだ。

当初は1080pと720pまでの入力・録画に対応していたが、最近のアップデートにより、4K 24/25/30pおよび4K DCI 24/25/30pの録画・再生に対応。さらに、アドビのFrame.ioのCamera to Cloud認証を取得したことを発表した。Ninja Phone for Androidも近いうちに公開予定ともしている。デュアル録画機能のないカメラのバックアップとしても使用できるなど、非常にユニークなアイデアの製品だ。

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平和精機工業 QL40B

発売日:2024年12月

希望小売価格:

・QL40(75mmクイックロック三脚単体):税込95,700円

・HS-150Q(H15とQL40B/グランドスプレッダー):税込198,000円

・HS-150MQ(H15とQL40B/ミッドスプレッダー):税込198,000円

・HS-250Q(H25とQL40B/グランドスプレッダー):税込205,000円

・HS-250MQ(H25とQL40B/ミッドスプレッダー):税込205,000円

・HS-350Q(H35とQL40B/グランドスプレッダー):税込277,200円

・HS-350MQ(H35とQL40B/ミッドスプレッダー):税込277,200円

・HS-450Q(H45とQL40B/グランドスプレッダー):税込326,700円

・HS-450MQ(H45とQL40B/ミッドスプレッダー):税込326,700円

・NX-300Q(NH30とQL40B/グランドスプレッダー):税込218,900円

・NX-300MQ(NH30とQL40B/ミッドスプレッダー):税込218,900円


Libecから、上段のフリップロックひとつで簡単に高さ調整ができる三脚が登場。軽量アルミ製のロング三脚で、キャリングハンドル込みでも2.6kgと軽量。ビデオヘッド付きのグランドスプレッダー三脚システムとして使用した場合、最大198cmまで高さを調整でき、フリップ式ロックひとつで素早くセッティングが可能。

アクセサリーポートも1/4インチネジ穴と3/8インチネジ穴をそれぞれ3か所ずつ備えており、様々なアクセサリーを取り付け可能なのも嬉しい。

以下がアクセサリー部門のノミネート製品となる。

■PRONEWS AWARD 2024 アクセサリー部門 ファイナリスト

  • DJI RS 4/DJI RS 4 Pro
  • DJI SDR Transmission
  • Accsoon CineView Master 4K
  • TILTA Khronos
  • Deity PR-2
  • ATOMOS Ninja Phone
  • 平和精機工業 QL40B

はたして何が受賞するのか…?いよいよ発表!

PRONEWS AWARD 2024 アクセサリー部門 ゴールド賞

DJI SDR Transmission


ゴールド賞は、DJI SDRだ。低価格のワイヤレス伝送システムのほとんどは最大で数百メートル程度だが、DJI SDRはこの価格で格段に飛ぶ。それでいシンプルで、端末は小さくて145gと軽い。送信機、受信機にはHDMIとSDIに対応しているのは非常に好印象だ。

現場ではiPadでプレビューする機会も増えてきているが、DJI SDRはWi-Fi経由でスマートフォンやタブレットに直接送信することも可能。

他メーカーのワイヤレスシステムと違うところは、リモートカメラコントロールが可能なForce Mobileに対応している点だ。DJI RSシリーズのジンバルと併用することで、かなり離れた離れた場所からジンバルの制御できるに対応できるのも頼もしい。

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PRONEWS AWARD 2024 アクセサリー部門 シルバー賞

平和精機工業 QL40B


シルバー賞はQL40Bが受賞した。さすがはlibec、ワンオペレーションの現場に最適な三脚を送り出してきた。HS-150Q(グランドスプレッダー)を使用すれば、最大198.3cmまで伸びる。この高さは非常に魅力的だ。さらに、フリップ式ロックを1つ操作するだけで簡単に高さ調整ができ、一度この便利さを知ると他には戻れなくなるだろう。

ロック操作もスムーズで、一番高くした状態でもレバーが手の届きやすい位置にあるのは大きな利点だ。これほどの機能を備えながら、市場実勢価格は75,000円と非常にお買い得だ。今後、カーボンモデルの登場にも期待が高まる。