こちらの画像は、アストロピクス編集部で作成した2025年の月の満ち欠けを示したカレンダーです。

それぞれの月の画像は、その日の正午の時点での月相で、その下の数字は同じく正午時点での月齢を示しています。オレンジ色の枠は満月、青い枠は新月の日です。

月の画像は、NASA’s Scientific Visualization Studioによるもので、見た目の大きさや秤動も加味したものになっています。

一つ一つの枠が小さくて分かりにくいかもしれませんが、よく見ると白枠に対して月の大きさが異なっています。ちなみに2024年の満月の中では、4月13日の満月の見た目が最も小さく、11月5日の満月の見た目が最も大きくなります。

また、月は常にほぼ同じ面を地球に向けていますが、いつでも完全に同じ面を向けているわけではなく、微妙に異なる角度の面を地球に向けています。そのようなふらつきのことを「秤動」といいます。

(参考)2025年(令和7年)の満月と新月はいつ? 最も大きく見える満月は?

こちらの動画では、満ち欠けカレンダーで使用した月の画像を、1月1日から12月31日まで順番に表示しています。

月画像クレジット: NASA’s Scientific Visualization Studio、制作:アストロピクス

(参照)国立天文台暦計算室、NASA’s Scientific Visualization Studio