長澤まさみ&矢口史靖が新境地に挑む!“なんか変”な人形の謎を追う『ドールハウス』2025年初夏公開

『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)などを手掛けた矢口史靖監督の最新作『ドールハウス』が2025年初夏に公開されることが決定。さらに、主演を長澤まさみが務めることが明らかとなった。


【写真を見る】“なんか変”な人形の謎を追う『ドールハウス』 / [c]2025 TOHO CO.,LTD.
矢口監督が様々な演出のノウハウを注ぎ込み、満を持して生みだした本作。主演の長澤は、「コンフィデンスマンJP」シリーズ、「エルピス―希望、あるいは災い―」、『MOTHER マザー』(20)、『パレード』(24)、『スオミの話をしよう』(24)など映画からドラマまで幅広いジャンルの話題作に出演し、その確かな演技力でいまや日本を代表する俳優となった。

矢口監督が書いた本作のオリジナル脚本を読んでそのおもしろさに惚れ込み出演を熱望した長澤。オファーを受けた際の心境について、「人形という身近な存在がその世界に現実味を与えて、自分がハマっていくような感覚が新鮮でした。この人たちは一体どこまで行っちゃうんだろうという妙な感覚の高まりが終わらず最後まで続いて行く、本当に怖い映画です」と新境地へ挑む感覚だったことを明かしている。脚本についても「ドキドキより、ちょっとわくわくしている自分が居て、面白い作品が出来そうな気がするって思いました」と語る。矢口監督とは『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』(14)以来のタッグとなることについては、「またご一緒したかったので、とてもうれしかったです」と喜びもひとしおだったようだ。

このたび解禁となったティザービジュアルには、椅子に座る黒髪ロングヘアーの長澤と、彼女が手を添えながら抱きかかえる同じく黒髪で長髪の人形の姿がまるで親子のように描かれている。両頬を少し赤らめ人間に近い表情をみせるその人形は一見かわいらしくも見えるが、それゆえに人形が持つどこか不穏な雰囲気も醸し出している。そして人形を抱えている長澤の表情も、なにかを見据えたような表情が印象的なビジュアルとなっている。このかわいい人形がもたらす謎とは何なのか?ゾクゾクするようなドールミステリーへの期待が高まるビジュアルとなっている。

互いに新境地に挑んだ長澤まさみと矢口監督。かわいいけど“なんか変”な人形の謎を追う『ドールハウス』の続報に注目してほしい。

■<コメント>

●長澤まさみ(主演)

「脚本を読んだ時にドキドキより、ちょっとわくわくしている自分が居て、もしかしたら…面白い作品が出来そうな気がするって思っちゃいました。人形という身近な存在がその世界に現実味を与えて、自分がハマっていくような感覚が新鮮でした。この人たちは一体どこまで行っちゃうんだろうという妙な感覚の高まりが終わらず最後まで続いて行く、本当に怖い映画です。矢口監督とは『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』以来のお仕事です。またご一緒したかったので、とてもうれしかったです。公開を楽しみにしてください」

●矢口史靖(監督)

「ずっとコメディー映画を作ってきたので意外に思うかもしれませんが、僕は子どもの頃から怖いものが大好きでした。やっと掴んだこのチャンス!映画館を絶叫型ライドアトラクションにするべく、手加減なしで作りました。きっと劇場を出たあと、『ああ、怖かった。映画でよかった~』と自分が無事でいることを幸せに感じてもらえるでしょう。長澤まさみさんとは『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』以来のタッグです。彼女が繰り出すムンク顔は本当に恐ろしい。取り憑かれないようにご注意下さい」

文平尾嘉浩