日本の冬の風物詩・おでん。すでに「毎日のようにおでんを食べている」という人も、珍しくないのでは。

この度、そんなおでんの定番具材「はんぺん」の食べ方を、決して少なくない人が「誤解していた」と判明したのだ。

 
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■はんぺん、そのまま食べられる?

以前Sirabee編集部では、全国の10~60代の男女684名を対象としたアンケートにて「はんぺん」に関する調査を実施したことが。

その結果、全体の61%が「はんぺんは調理しないでも食べられる」と考えていることが判明した。

しかし「はんぺん」と聞くと、醤油焼きにしたり、おでんの具材にしたりと、何らかの「調理」が加わった状態を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。

そこで今回は、「はんぺんの伝道師」と名高い紀文食品に、はんぺんの食べ方について話を聞いてみることに…。

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■はんぺん、そんな食べ方もあったのか…!

はんぺんを調理せずに食べる是非について、紀文・公式X担当者からは「練り物は製造工程で既に加熱をしているため、じつはそのまま食べられます」との回答が。

続けて、「一番簡単なのは何かと和えることです。切ったはんぺんを袋に入れ、おかか醤油やカレー粉、キムチとマヨネーズなどと合わせて振るだけで、サッと食べられるおかずの一品になります」と、便利なテクニックを紹介してくれた。

さらに「良い意味で淡白な味なので色々な味と合いますし、食感もふんわりしていて胃にも優しいので、暑くてバテ気味な日でもさっぱり、すっきり食べられます」と、その魅力を力説していたのだ。

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■「おでん種」のイメージ強い?

6割超の人が「(調理しないでも)食べられる」と回答した今回のアンケート調査。じつは過去に、紀文でも何度か同様の調査を実施した経験があるそうだ。

そちらの結果を踏まえ、担当者は「過去に実施したときより、ご存知の方が増えていて嬉しいです!」「はんぺんはおでん種としてのイメージが強いためか、『汁で煮て食べるもの』と考えている方が多いようです。もっと認知が広まるよう、今後も発信していきたいと思います」と、今後の抱負を語ってくれた。

おでん と はんぺんの相性が最高であることは言うまでもないが、はんぺんのポテンシャルを引き出す食べ方は多数存在する。ぜひ次回は「調理なし」で はんぺんの味を堪能してみてほしい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

(取材・文/Sirabee編集部・秋山 はじめ 取材協力/紀文食品

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

調査期間:2024年11月6日~2024年11月11日
対象:全国10代~60代男女684名 (有効回答数)